新潟県 居合道部会では居合や剣道をやったことのない初心者から門下生として、居合道の稽古を行っています。
一般財団法人新潟県剣道連盟 居合道部会の活動
「四段 堀が優勝 初段 相場(結)は2位 第30回凌雲館居合道演武富山大会」 第30回凌雲館居合道演武富山大会が11月10日、富山市大山社会体育館で開かれ、四段の部で堀英隆選手(光明館)が優勝、初段の部で相場結妃香選手(三条)が二位、三段の部で坂田智昭選手(上越)と六段の部で杉下英倫選手(光明館)が共に三位になるなど健闘しました。 年を追って活況を増す大会は、今回も関東、関西、中部、北陸から総勢200名近い選手が出場、特に低段の部では学生が目立ちレベルの高い演武が繰り広げられました。また、高段者の出場も多く、五段36名、六段27名、七段(演武)34名など、全国大会選手も加わって充実した試合内容となりました。試合は、段別個人演武を行ってほぼ半数の優秀演武者を選出し、その後、優秀演武者でトーナメント戦を行うもの。新潟からは、試合が行われた無段から六段まで19名が出場しました。大会結果は、<退会成績>ページに掲載。写真は、大会を終えた本県選手たち。 |
現在、県下17の支部に会員約200名が所属しています。 年間の活動は、全会員対象の講習会が4・5・7・9・11・12・2月の計7回、五段以上の指導者講習会が2回、六・七段受審者を対象とした受審者講習会が2回のほか、県大会や強化合宿を行っています。 講習会では、午前、午後単位で全日本剣道連盟居合と古流(夢想神伝流)を行っています。 会員は、ほとんど毎月のように顔を合わせているため、一体感も強く、東日本地区講習会や全日本居合道大会には部会グループでまとまって参加することもあります。 |
「伝達内容を再確認―6回講習会 審査会―学生・外国籍が多数入・昇段」 第6回講習会と第2回審査会が11月3日、上越市・謙信公武道館(県立武道館)で開かれ、 62名が参加しました。 講習に先立って、10月の全日本居合道大会で県チームが団体3位に輝いたことから、代表選手3名と監督に賞状レプリカと楯が手渡されました。 講習会は、9月に開かれた伝達講習後初めてであることから、全体講習、段別講習共に改めて「指導上の留意点」に沿ってポイントの確認が行われました。 審査会では、1級、初段から5段まで19名が受審し18名が昇級・昇段を果たしました。特に、一級合格8名のうち学生3名、外国籍3名、二段合格5名は全員外国籍、三段合格1名は学生など、学生と外国籍が目立った審査会となり、今後に期待が膨らみました。 写真は、上・講習風景、下・楯と賞状レプリカを受ける監督・選手 |
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「団体3位 七段優勝 五段3位 第59回全日本居合道大会」 第59回全日本居合道大会が10月19日、東京武道館で開かれ、都道府県対抗優勝試合(団体戦)で新潟県は第3位に輝きました。これにより新潟県は、コロナ禍で中止になった55回大会を挟んで2位3回、3位2回となっており、毎回優勝を狙える安定した成績を挙げています。また、五段以上による個人演武では、選手を除く12名が出場し、自由技5本を演武しました。 優勝試合では、五段の部で松浦斉範選手(光明館)は1回戦シードの後、2、3、4回戦共に3−0で危なげなく勝ち進み、5回戦準決勝で神奈川県の選手に0−3で敗れ、ベスト4ながら0.01点(旗1本)の僅差で3位を獲得しました。規定により3位の表彰は無し。七段の部で大西伸和選手(柏崎)は1回戦シードの後、5試合のうち決勝戦を含めて4試合を3−0で勝ち進み、抜群の安定感を発揮、56回大会に次いで七段2度目の優勝となりました。六段の部で畑山毅選手(新津)は、1回戦で栃木県の選手と対戦し惜しくも敗退。 コロナ禍でこれまで制限されていた一般の観戦が、今大会から事前登録制ながら可能となり、また一歩平常の姿に近づきました。試合結果は、<大会成績>ページに掲載。写真は、上・大会を終えて、下・表彰される県代表選手と監督 |
「渡邊(貴)ベスト8が最高 第47回水鴎流古伝武道大会」 第47回水鴎流古伝武道大会が10月14日、静岡県藤枝市の藤枝市民体育館で開かれ、新潟からは13名が参加、入賞こそ逸したものの古伝武道大会に相応しい熱戦が展開されました。 段外から六段まで行われたトーナメント試合は、参加者が六段までで計約460名と多かったことから3人制で行われ、1回戦突破が厳しい中、自由技5本、時間制限なしという独特の方式もあって、のびのびとした演武が見られました。新潟は、五段の部で渡邉貴穂選手(新潟)が3回戦惜敗(ベスト8)となったほかはいずれも1、2回戦で敗退。日頃目にすることの少ない迫真の古武道演武に接し、収穫の多い大会となりました。大会成績は、<大会成績>ページに掲載。写真は大会を終えて。 |
「団体3位、七段演武・大西(伸)が優秀賞 第50回記念 全国居合道香川大会」 第50回全国居合道香川大会が9月29日、高松市総合体育館で開かれ、記念行事として行われた都道府県対抗優勝試合(団体戦)で本県チームは3位に輝き、七段個人演武では大西伸和選手(柏崎)が優秀賞に選ばれました。 団体戦は、各チーム四・五・六段各1名計3名による剣道方式のトーナメント試合で実施。四国はもとより、中国、近畿、九州などから19チームが出場、10月19日に行われる全日本居合道大会の出場選手を揃えた前哨戦を思わせるハイレベルの演武が繰り広げられました。抜き本数5本は全て全剣連居合指定技で、準々決勝までと準決勝以上は指定技を変えて行われる全国大会並みのハードなもの。1回戦シードで勝ち上がった県代表チームは、4回戦で山口県に1−2で惜しくも敗れ、群馬県と共に3位となりました。優勝は香川県。写真は、試合を終えた県代表チームと参加者。大会結果は<大会成績>ページに。 |
「第4回講習会(伝達講習)を開催 新「留意点」で活発な質疑」 第4回講習会(伝達講習)が9月16日、三条市下田体育館で行われ、山間地とはいえ気温32度という猛暑の中、約50名が熱心に受講しました。 伝達講習は7月に仙台市で行われた全剣連の居合道中央・地区講習会を受けて行われたもので、居合道部会派遣の受講生2名による講習内容の伝達が行われました。実技講習では、新たに示された全剣連居合「指導上の留意点」に沿って技一本ごとに詳細な改善・修正点が示され、活発な質疑・応答もあって予定時間を大幅に超える熱心な講習となりました。また、審判法の講習では、全員で模擬試合を行いながら、審判の入退場・交代の方法を中心に周知されました。 講習会終了後には強化練習会が行われ、強化対象者は早速講習内容の達成に取り組みました。写真は、講習風景。 |
「上位進出ならず 相場(美)は奨励賞 第31回東京都女子居合道大会」 第31回東京都女子居合道大会が9月15日、東京武道館大武道場で開かれ、新潟から参加した選手はいずれも2、3回戦で惜敗。その中で相場美知香選手(三条)が奨励賞に選ばれました。 大会は、新潟や関東地方を中心に女性剣士約300名が参加して行われる大規模なもの。トーナメント出場者も、エントリーが最も多かった段外の部では高校生も多く61名が参加して優勝まで6回勝ち抜かなければならないという、全日本大会並みの厳しさ。参加が少なかった二段の部と六段の部が32名で、それでも優勝まで5試合。新潟から参加した6名は、捲土重来を期して家路につきました。写真は県内参加者。 |
「段別選手権、古流演武に熱戦 初級者増加で来年に期待―県居合道大会」 第63回新潟県居合道大会が9月8日、長岡市・市民体育館アリーナで開かれ、第9回段別選手権試合に覇を競い、段別個人演武に日頃の修業の成果を披露しました。 開会式では、功労賞1名と直近1年間の7回の講習会全てに参加した18名に皆勤賞として賞状と記念品が贈られました。来賓の磯田達伸・長岡市長(代理 伊藤美彦・市民協働推進部長)、野口剛・(公)長岡市スポーツ協会長からは、伝統文化の継承と武道を通した人間形成の大切さのお話と、選手激励のご挨拶をいただきました。 その後、10月に東京武道館で行われる全日本居合道大会の県代表選手が演武を披露、大会での健闘に大きな期待の拍手が送られました。また、新潟県剣道連盟杖道部会による杖道演武では、気魄のこもった技の数々に感嘆の拍手が送られました。 段別選手権試合は、初段以下の部から六段の部まで51名が出場、各段4〜5人のグループでリーグ戦を行い、その後、各グループ1,2位の選手による決勝トーナメントを行うもの。今回は、これまで参加者が少なかった三段以下のクラスで出場者が増え、特に初段以下の部は11名となるなど来年以降に期待が膨らみました。各段3位まで表彰。 段別個人演武は、古流の奨励を図って行われており、六、七段は「夢想神伝流・初伝2本+中伝1本+奥伝・座技1本+同・立ち技1本+全剣連居合2本」の計7本を抜くもので、全員日頃の成果をいかんなく発揮しました。各段に優秀演武賞と優良演武賞。 会場設営から撤収まで全員で行い、無事、成功裏に大会を終えました。大会成績は、<大会成績>ページに。 |
「地区講習に新潟から20名参加」 全日本剣道連盟主催の令和6年度居合道中央・地区(宮城)講習会が7月20・21日に仙台市・木山製作所青葉アリーナで開かれ、新潟の20名をはじめ東日本各地から560名余が参加、令和6年度版「指導上の留意点」を基に全剣連居合各技の留意点や修正点が詳細に解説されました。 講習1日目は、中谷行道・全剣連専務理事による「全剣連倫理ガイドライン改定」と「コンプライアンス徹底の取り組み」の講話が行われたのに続いて、全剣連居合の班別講習、審判実技、古流の研鑽と審判実技など盛りだくさんの内容。2日目は、「審判・審査員の心構え」座学と審判実技、最後に全剣連居合の総仕上げの演武を行って午後3時に閉講。2日間の講習受講者に修了証が授与されました。写真は新潟県受講者。 |
「第3回講習会と審判認定審査会 全国・関東大会の選手が決定」 第3回講習会と第1回審判講習会・公認新審判員認定審査会が7月15日、新潟市・葛塚小学校体育館で行われ、62名が参加、20名が公認審判員の修了証を手にしました。また、講習終了後には、10月に東京武道館で行われる全日本居合道大会と来年1月に同所で行われる関東甲信越居合道大会の選手選考会が行われ、居合道部会の活動はいよいよ山場を迎えました。 講習会は、七段モデルの演武に八段講師から詳細な解説が加えられ、その後、指摘された要点を確認しながら全体で演武。また、今回初めて女性だけの講習も行われ、ハラスメントへの対応や次回以降の講習計画を確認しました。公認審判員認定審査では、A級(六段)3名、B級(五段)9名、C級(四段)8名が合格しました。 開会に先立って、昨年の全日本居合道大会で団体総合第2位、個人六段の部・準優勝の功績をたたえて、新潟県剣道連盟「功労賞」表彰と記念品が各選手と監督に伝達されました。 全国大会、関東甲信越大会の代表選手は<会員の部屋>ページに掲載。 |
「段外・相場(結)3連覇、妹(美)二位、六段・杉下が三位 ―第17回居合道さくらんぼ大会」 第17回全国各流居合道さくらんぼ大会が6月30日、居合発祥の地・山形県村山市で開かれ、県内から20名を超える選手が参加、古流居合に覇を競いました。試合では、段外の部で相場結妃香選手(三条)が優勝して見事3連覇を達成、妹の美知香選手(同)が二位、また六段の部で杉下英倫選手(光明館)が三位になるなど活躍が光りました。 前日・29日には、範士八段を講師に全剣連居合を主とした特別講習会が行われ、新幹線で参加した選手は直行バスで居合神社に参拝して必勝を祈願する姿も見られました。 大会は村山市が主催。段別対抗個人試合は、2人制トーナメント方式で、古流4本と全剣連居合指定1本によって行われました。(段外は自由5本) 大会結果は<大会成績>ページに掲載。 |
「試合 初無段 相場(結) 準優勝 演武 四段 佐藤(孝) 優秀賞 第48回東北日本居合道大会」 第48回東北日本居合道大会(主催−光明館武道場・草間純市館長 後援−新潟県剣道連盟居合道部会)が5月26日、燕市体育センターで開かれ、全国各地から640名余の剣士が出場して覇を競いました。段別試合では初・無段の部で相場結妃香選手(三条)が見事準優勝に輝き、個人演武では四段の部で佐藤孝敏選手(光明館)が優秀賞を獲得するなど活躍が光りました。個人演武では、二段以上の抜き本数が「自由4本 全剣連居合指定1本」とされるなど、前回に続いて古流が推奨されています。大会前日には、範士を講師に、全剣連居合の技術向上を目指して4時間に及ぶ講習会が行われ、大会に向けて最後の調整に汗を流しました。 コロナ感染症が、感染症法上の分類で「2類」から「5類」に緩和されたのがちょうど1年前。参加者の増加が期待されたものの前回大会をわずかに下回り、コロナ禍以前の水準にはなかなか戻りません。 写真は閉会式。大会結果は、<大会成績>ページに掲載。 |
「礼法入念に―第2回講習会と審査会」 第2回講習会と昇段審査会、強化選手2次選考会が5月12日、聖籠町総合体育館で開かれ、講習会には69名が参加しました。講習会では、七段を元立ちに、礼法に十分な時間を当てて丁寧な指導が行われた後、「指導上の留意点」を中心に全体、段別の講習が行われました。その中で、昇段審査に向けて受審者を対象に、審査員予定者が段別に指導するなど周到な「受審対策」も。その結果、審査では、一級4名のほか、初段8名、二段1名、三段3名、四段2名、五段1名計15名が入昇段を果たしました。また、強化選手の2次選考会では、2名を選考。写真は、礼法の講習風景。追加の強化選手名は<会員の部屋>ページに。 |
「第1回講習会 新年度スタート」 令和6年度第1回講習会が4月28日、加茂市・下条体育センターで開かれ、54名が参加して新年度のスタートを切りました。講習会終了後には、強化選手選考会が行われ、早くもエンジン全開。 講習では、吉田哲夫会長の講話に続いて、午前中は全剣連居合の全体・段別講習、午後からは段別グループに分かれて古流(夢想神伝流 初伝 中伝 奥伝)の講習が行われました。古流では、木刀を使って技の想定の違いや変化・応用を入念に指導。 強化選手選考会では、無段から七段まで25名が選ばれ、早速、強化練習の日程が示されました。写真は古流の講習で、上=奥伝・袖摺返し、下=中伝・山颪の講習風景。選考された強化選手は、<会員の部屋>ページに掲載。 |
「五段 男子 松浦選手が優勝 第61回 全国居合道高知大会 」 新年度トップを切って第61回全国居合道高知大会が4月21日、高知県・南国市立スポーツセンターで開かれ、五段・男子の部に出場した松浦斉範選手(光明館)が優勝するとともに、特別杯「三谷義里杯」が授与されました。松浦選手は前回、五段・男子の部で準優勝しており、2年連続の好成績。大会は、北海道から鹿児島まで全国からの選手に加え、アメリカやカナダなど海外からの参加や、西日本を中心に大学生も多数参加するなど約600人が出場する四国屈指の規模。新潟からは、3名が出場しました。写真は大会を終えて。大会結果は、<大会成績>ページに。 |
「相場姉妹が『特別賞』受賞 第4回 段位無差別居合道大会」 第4回 段位無差別居合道大会が3月24日、福島市民体育館で開かれ、県内から10名が参加、無・初段の部に出場した小学生の相場結妃香・美知香姉妹がそろって特別賞を受賞しました。 大会は、段別試合が一般的な居合道大会では異例ともいえる段位無差別のハンディ戦で、七段と初段が対戦するサプライズの場面も…。ハンディが最もきつい七段は、全剣連居合12本および古流(夢想神伝流の場合 初伝・中伝・奥伝の全部)の中から、開始線に立った時点で5本の指定技が1回だけ発表されるというハードなもの。一方では、審判員の評決により、「迷演武賞」なるものが設定されています。 大会には64名が参加、県内からは10名が参加しました。写真は、本県大会参加者。 |
「北九州大会に840名」 第48回全国各流居合道大会北九州大会が3月20日、北九州市立総合体育館で開かれ、新潟からは模範演武に範士2名、優勝大会に1名が出場、優勝大会では、惜しくも2回戦で敗退しました。 大会は、総勢840名が参加した九州最大の規模。六段までは段別トーナメント試合、七段は個人演武、八段および範士は模範演武が行われ、七段までの全剣連居合指定技は、「受け流し」「袈裟切り」「三方切り」。例年この時期は桜が咲き始め、新潟から行くと春到来が感じられます。写真は演武風景。 |
「1時間立切160本が復活 第23回柏崎居合道合宿研修会」 柏崎剣道連盟が主催し、新潟県剣道連盟居合道部会が後援して開かれる早春恒例の柏崎居合道合宿研修会が今年も3月9・10の両日、柏崎市武道館で52人が参加して4年ぶりに開かれました。 同研修会は、柏崎市剣道連盟が、居合道の普及発展と底辺の拡大強化を目指して「一流指導者招聘事業」として行っているもので、コロナ禍による3年のブランクを経て今年で23回目。富山、長野など近隣各県からの参加もあってコロナ禍前を上回る52人が参加しました。会場の柏崎市武道館が海岸から至近にあることから、周辺は元旦に発災した能登半島地震で津波による避難指示地域となっており、開会前には富山、長野からの参加者とともにひとしきり安否情報が交わされていました。 研修会初日は、岡田裕・柏崎剣道連盟会長の歓迎のあいさつに続いて、主任講師の草間純市範士が、日本刀の取り扱いについて改めて注意を促す講話を行った後、段別グループに分かれて古流居合の研修が行われました。2日目は、全剣連居合の総合稽古に続いて「陰陽進言」、午後からは、段別演武の後、恒例の「1時間ノンストップ立切稽古」で連盟居合と夢想神伝流初伝・大森流を約160本抜いて合宿研修を終了しました。 夜半に降った雪は明るい日差しに間もなくとけたものの、日本海の荒波にはまだまだ冬の表情が残っていて、春と冬が混在する「北陸の春近し」が感じられる合宿研修となりました。 いつもながらのふんだんな海の幸を満喫した“第2道場”も盛況でした。写真は、上・集合写真、下左・講習風景、下右・立切稽古。 |
「年度事業を完全実施、7回講習会と認定審査会」 5年度第7回講習会と第2回公認審判員講習会・認定審査会が2月18日、新潟市・新津武道館で開かれ、コロナ禍を横目に見ながら4年振りに年度計画事業をすべて平常な形で実施することができました。 この日の最高気温17度という絵に描いたような暖冬のお蔭で講習会、審査会とも暖房なしで実施。57人が参加した講習会では、「指導上の留意点」を確認しながら、スピードに頼らない丁寧な演武を心掛けるよう指導されました。審判講習では、全国大会で変更された審判員の入退場・交代方法の変更点が指導され、認定審査会ではA級(六段)7人、B級(五段)7人、C級(四段)9人に認定証(修了証)が授与されました。写真は、上・講習会、下・認定審査会の一コマ。 |
「4年振り下越3支部初抜き会」 村上、新発田、豊栄の下越3支部合同初抜き会・新年会が2月11日、新潟市・豊栄武道館などで開かれ、16人が参加しました。4年ぶりの初抜き会では、鹿嶋大神宮と居合大明神の軸を前に神事が執り行われ、武道精進、無事安全を祈願した後、全剣連居合12本を技のポイント説明を受けながら全員で演武しました。新年会は、新たに加わった人もいて19人が参加、4年のブランクを取り戻すかのように交剣知愛で盛り上がりました。写真は神事 |
「4年ぶり新年会 熱気溢れて」 居合道部会の令和6年新年会が1月21日、長岡市・長岡グランドホテルで4年ぶりに開かれました。コロナ禍とインフルエンザが未だ沈静化していないこともあって、参加者は34人と4年まえの3分の2程度にとどまったものの、4年間の積もる話を肴に宴後半には声高な居合談義の輪がいくつも見られ、新しい年のスタートにふさわしい宴となりました。 吉田哲夫会長は開会あいさつで、能登半島地震災害に触れ、県内でも大きな被害が出ていることもあって、被災者へのお見舞いを述べるとともに、「部会は通常の活動を続けることができています。この恵まれた状況を深く心に刻み、気を引き締めて居合道修業に励んでください」と改めて年頭の決意を促しました。 品田峯雄副会長の音頭で乾杯!テーブルには、飲み放題のお酒と色とりどりのオードブルやローストビーフの皿がならんで一段と華やかさを盛り上げました。2時間の宴もアッという間のこと。 閉会の挨拶で田川正幸副会長は、「コップの水を飲み干せば誰かが一杯注いでくれます。居合も、心を軽くすれば先生の指導も全部吸収できます」と居合道修業に臨む心構えを強調。 豪雪地・長岡の1月には珍しく雪のない新年会となり、「第二道場」への足取りも心なしか弾んでいました。写真は、長岡花火の写真を背に開会あいさつをする吉田会長。 |
「B8位、A13位 演武優秀賞2人」 第27回関東甲信越居合道大会 第27回関東甲信越居合道大会が1月13日、東京武道館大道場で開かれ、県内からは県代表2チームのほか個人演武を含めて19人が出場しました。チーム対抗優勝試合では、総合成績でBチームが8位、Aチームが13位と厳しい結果。また、個人演武では、三段の部で坂田智昭選手(上越)、五段の部で菅沼信輝選手(十日町)が共に優秀賞に輝きました。 関東甲信越1都9県のエリアで行われる同大会は、今回も1,000人規模の選手が出場。チーム対抗優勝試合は、10都県の代表各2チームと東京9地区の代表各2チームの計38チームがエントリー。3人一組の各チームは、昨年の全日本居合道大会出場選手を除き三段以下、四・五段、六・七段の各部門でトーナメント試合を行い、総合点数で順位を競いました。各部門とも優勝までに6試合を勝ち抜かなければならないという全国大会並みのハードな戦いが求められます。本県の2チーム6選手はいずれも1回戦を勝ち上がったものの、4回戦敗退2人(ベスト8)、3回戦敗退3人(ベスト16)、2回戦敗退1人という結果に終わりました。優勝・神奈川B、二位・千葉A、三位・神奈川A。写真は、上・公開演武、下・大会終了後の県選手。試合結果は<大会成績>ページに掲載。 |
「鳥屋野で4年振り初稽古会」 新潟市剣道連盟 居合道部会も22人参加 新潟市剣道連盟の新年初稽古会が1月8日、新潟市・鳥屋野総合体育館で開かれ、居合道部会も近隣支部を中心に22人が参加して初抜きを行いました。 市連の堀伊佐緒会長は開会式に参加した小中学生剣士に、「新潟市連にとっては稽古始めの今日が元旦。1年の計は元旦にありと言います。大きな目標を立てて毎日努力することが目標達成につながります。今日の初稽古に大きな目標を立てて一生懸命頑張ってください」と激励の挨拶をされました。 開会式の後、居合道部会は、小中学生剣士が会場左右に分かれて見守る中、七段を元立ちに全員で抜き付け・納刀・切り下ろしなどの基本稽古と全剣連居合12本を抜いて新しい年の武道精進を誓いました。会場周辺には、前日からの雪が20cmほど残っていました。写真は初稽古風景。 |
「豊栄支部が稽古始め」 豊栄支部の令和6年稽古始めが1月7日、新潟市北区・豊栄武道館で開かれ、他支部からの参加もあって14人が初稽古に汗を流しました。道場正面には武道の神様を祀る「鹿嶋大神宮」と居合の始祖を祀る林崎居合神社「居合大明神」の軸を掛け、二礼二拍一礼の神事を執り行って、武道精進と居合上達を祈念しました。 初稽古では、翌週に控えた関東甲信越居合道大会の県代表選手や七段受審予定者なども参加、それぞれが目標に向かって初稽古とは思えない熱のこもった演武を繰り広げました。稽古の後は、神前に供えたお供物(勝栗)を頂いて令和6年の「出陣」を祝いました。写真は武道2神の軸に拝礼する参加者。 |
「三段・堀、無段・相場(結)が準優勝」 第65回大阪居合道大会 西日本最大の居合道大会・第65回大阪居合道大会が12月23日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行われ、本県から参加した堀英隆選手(光明館)が三段の部で、相場結妃香選手(三条)が無段の部で共に準優勝、五段の部で田口玲子選手(新潟)が敢闘賞など、健闘が光りました。 大会は北海道から鹿児島まで全国から1,000人規模の選手が参加、県内は前日からの大雪による交通の乱れで出場を断念する選手が出る中、9人が参加しました。試合は、無段から六段まで3人制トーナメント方式で行われ、準決勝までは古流2本と全日本剣道連盟居合・指定技3本(受け流し 袈裟切り 顔面当て)を演武し、段別決勝戦は古流2本と全日本剣道連盟居合・指定技3本(受け流し 三方切り 四方切り)を演武して覇を競いました。写真は、大会を終えた県選手。試合結果は、<大会成績>ページに掲載。 |
「2講習会を同時開催―初の試み」 第6回講習会と指導者講習会―大きな成果 第6回講習会と七段指導者講習会が12月3日、長岡市市民体育館で開かれ、51人が受講しました。二つの講習会を同時開催するのは初めての試みで、受講生は、初めこそ戸惑いと緊張が見られたものの大きな成果を上げることができました。 講習は、八段講師3人のほか、七段12人、六段以下39人が参加。六段以下を三段以下、四・五段、六段の3班に分け、それぞれの班に八段講師1人と指導員の七段数人が付き、各班のメンバーが全剣連居合を演武し、その演武を七段指導員が指導、さらにその指導をした七段指導員の指導方法に対して八段講師が講評を加えるという方法で行われました。六段以下の受講生は複数の七段指導員からいろいろな指導を受け、七段指導員は日頃目にする機会が少ない他の指導方法に接するという初めてのやり方で、得るところの多い講習となりました。 講習会終了後は、1月の関東甲信越居合道大会の選手を中心に、12月の七・六段審査受審予定者も加わって強化練習も行われました。 暖冬が予報されるものの、会場から望まれる山々が薄っすらと雪化粧している中、一年の締めくくりと新しい年への意気込みを再確認することができました。写真は、班別の指導者講習と講習風景。 |
「大西選手(柏崎)が七段最優秀賞」 凌雲館居合道富山大会でハイレベルの試合 第29回凌雲館居合道演武富山大会が11月12日、富山市大山社会体育館で開かれ、遠く九州からの参加や全日本居合道大会の上位入賞者の参加などで一段の盛り上がりとレベルの高い試合が展開されました。県内からも14人が参加、七段個人演武で大西伸和選手(柏崎)が最優秀選手に選ばれるなど健闘が光りました。 大会には福岡、三重、和歌山、大阪、東京、神奈川など18都府県から約200人が参加、三条市の東北日本居合道大会に続く北陸を代表する大会となっています。大会前日には範士の先生方による講習会も行われ、富山湾でとれる寒ブリの話題を肴に交剣知愛に溢れた二日間となりました。 県選手は、大西選手のほか、試合では六段で杉下英倫選手(光明館)が三位、野舞選手(柏崎)が敢闘賞、三段で堀英隆選手(光明館)と石原紋子選手(加茂)がともに三位、無段の部で相場結妃香選手(三条)が二位、相場美知香選手(三条)が三位と頑張りました。写真は試合を終えた県選手。成績は、<大会成績>ページに。 |
「六段・草間二位 五段・松浦三位 総合二位」 第58回全日本居合道大会で見事な成績 第58回全日本居合道大会が10月21日、東京武道館で開かれ、県代表選手は六段の部で草間大介選手(光明館)が二位、五段の部で松浦斉範選手(同)が三位、都道府県別団体総合で二位と見事な成績を収めました。五、六、七各段の決勝戦進出者6人のうち都道府県別では静岡が2人を占めたほかは、新潟、愛知、東京、神奈川が各一人ずつと分散し、判定が3試合中2試合で2対1となるなど、実力の拮抗した熾烈な戦いが繰り広げられました。 七段の部では、大西伸和選手(柏崎)が2回戦で大分の選手に1対2で惜敗したものの、六段の部で草間選手が準決勝までの5試合中4試合で3対0と危なげなく勝ち進み、決勝では優勝した静岡の選手に1対2で惜敗し二位、五段の部で松浦選手が4回戦までの4試合中3試合を3対0で順調に勝ち上がり、5回戦準々決勝では優勝した愛知の選手に1対2で敗れ三位と健闘しました。規程により3位の表彰はありません。47都道府県対抗の団体総合では静岡に次いで2位となり、中止となった55回大会を挟んで二位3回、三位1回と上位で安定した成績を続けています。 写真は準優勝の県代表選手。試合結果は、大会成績ページに掲載。 |
「会場一杯に80人が受講 第5回講習会 審査会で35人が合格」 〇本文=第5回講習会と第2回審査会が11月5日、柏崎市武道館で開かれ、コロナ禍の規制緩和で海外との往来が回復したことから多く参加した海外会員を含めて会場から溢れるほどの約80人が受講、危険防止に細心の注意を払いながらの熱気溢れる講習会・審査会となりました。午前は段別グループに分かれての古流(夢想神伝流 初伝・中伝・奥伝)、午後は全日本剣道連盟居合の全体・段別講習と受審者講習が行われました。講習会終了後に行われた審査会では、一級6人のほか初段14人、二段6人、四段4人、五段3人が入昇段を果たしました。写真は、六段が元立ちに立った全体講習。 |
「水鴎流古伝武道大会 4年ぶり開催」 第46回水鴎流古伝武道大会が10月9日、静岡県藤枝市の藤枝市民体育館で開かれ、県内から参加した剣士たちは善戦・健闘したものの惜しくも入賞はありませんでした。 大会は、コロナ禍で3回続けて中止されたことから4年ぶりの開催。同大会ならではの古武道各種各流派による演武では、日ごろ接することの少ない古流各流派の圧巻の技が個人演武(七段)、模範演武(八段)で披露されました。試合は、段外から六段までが自由技5本・時間制限なしでトーナメント戦が行われ、県内選手は健闘したものの三段の部で堀英隆選手(光明館)が3回戦・ベスト8まで進んだほかは1、2回戦で敗退しました。写真は大会を終えた県内選手。 大会成績は、<大会成績>ページに掲載。 |
「六段・野優勝 一級・相場(結)準優勝 第30回東京女子居合道記念大会」 第30回を迎えた東京女子居合道大会が9月24日、東京武道館大武道場で開かれ、六段の部で野舞選手(柏崎)が優勝、段外の部で相場結妃香選手(三条)が準優勝に輝くなど県選手の敢闘が光りました。また、野選手には東京都剣道連盟居合道部会長賞が、相場結妃香・美知香姉妹には奨励賞が授与されました。 大会は、30回という節目の記念大会として参加範囲を関東甲信越に広げて行われたもので、県内からの参加は初めて。試合は、段外の部から六段の部までトーナメント方式で行われ、古流2本と全剣連居合指定3本で行われました。大会では、審判員を、五段以上の審判経験者または審判実技講習会受講者に委嘱するなど「試合をし審判もする」のが大きな特色。写真は表彰式を終えた県選手。大会結果は<大会成績>ページに掲載。 |
「松浦選手が五段の部優勝-香川大会」 四国有数の居合道大会・第49回全国居合道香川大会が9月23日、香川県高松市の高松市総合体育館で開かれ、松浦斉範選手(光明館)が五段の部で見事優勝を果たしました。 大会は、四国はもとより、関東、中部、関西、九州地方からも多くの選手が参加して全国規模で開催。試合は、男女別に無段から六段までトーナメント方式で行われ、三位まで表彰。第9波コロナ禍も懸念される中、全剣連の「主催大会実施にあたっての感染拡大予防ガイドライン」に準拠して感染防止対策がとられ、選手にはマスク着用が推奨されての演武となりました。松浦選手は、10月に開かれる全日本居合道大会の五段の部県代表選手。写真は優勝した松浦選手と草間純市・光明館館長。 |
「第4回講習会(伝達講習)真剣に」 第4回講習会(伝達講習)が9月17日、三条市下田体育館で行われ、山間地にもかかわらず35度に迫る猛暑の中、約50人が熱心に受講しました。講話に続いて行われた伝達講習では、7月に栃木県で行われた中央・地区講習会への2名の派遣受講生が配布資料『指導上の留意点』の逐条解説と演武を行い、質疑応答を行って理解を深めました。午後からは、6月2日改正の「居合道試合審判規則並びに細則」などの解説と実技の講習が行われ、改正点を周知。そのあと、「指導上の留意点」を確認しながら全剣連居合12本の実技講習が行われました。 講習会終了後には、全国大会、関東甲信越大会の選手を中心に強化練習が行われ、厳しい暑さをものともせず緊張感にあふれた練習が続きました。 |
「4年振り本格開催 新機軸も 第62回新潟県居合道大会」 第62回新潟県居合道大会が9月10日、柏崎市武道館で開かれ、小学生を含む63人の剣士が覇を競いました。 大会は、コロナ禍で中止1回、変則開催2回を経て本格大会としては4年振りの開催。当日は、開催地・柏崎市の櫻井雅浩市長、本間敏博・柏崎市スポーツ協会会長、岡田裕・柏崎剣道連盟会長を来賓にお迎えし、櫻井市長からは「居合道という伝統文化の継承は大切。会員には外国の方もいるということで新しい広がりも感じられます。皆さんの健闘を期待します」と激励の言葉をいただきました。 開会に先立って居合道部会表彰が行われ、長年部会の発展に貢献された4人に功労賞が、またこの1年間に行った7回の講習会すべてに参加された16人に皆勤賞が贈られました。 続いて行われた公開演武では、@10月に行われる全日本居合道大会の県代表選手(七段・大西伸和 六段・草間大介 五段・松浦斉範)が気迫のこもった演武を、A新潟県剣道連盟杖道部会の先生方が裂帛の気合とともに見事な演武を披露されました。 「第8回段別選手権」として行われた試合では、今回から「選手が1回でも多く試合ができるよう」にと「予選リーグ戦―決勝トーナメント戦」方式の新機軸を取り入れ、従来を倍する熱気と緊張感が漲る試合風景となりました。試合のあと行われた段別個人演武では、古流居合の推奨を図って、例えば六・七段は古流5本(夢想神伝流初伝2本・中伝1本・奥伝座技1本・同立技1本)と全剣連居合2本の計7本を演武するなどし、各段の優秀賞・優良賞が選出されました。最後は、範士の先生お二人による模範演武で締め括りました。 コロナ禍は依然続いており、ほとんどの選手はマスクを着用しての出場でしたが、盛りだくさんの内容で4年ぶりの「丸一日、居合漬け」を満喫しました。写真は、上・開会式、下左・杖道演武、下右・各段優勝者。試合結果は大会成績ページ、部会表彰者は会員の部屋ページに掲載 |
「全国見据え気合こもった強化練習」 全日本居合道大会、関東甲信越居合道大会の県代表選手が7月に決定したのを受けて8月20日、選手ら18名が参加して妙高市総合体育館(はねうまアリーナ)武道場で強化練習会が行われました。 県内は連日、気温40度に迫って全国最高気温観測点が続出する中、空調完備の武道場では、気合のこもった練習が行われました。新型コロナ対策、熱中症対策を怠ることなく、抜き付け、切り下ろしなど基本練習を中心に「45分練習―15分休憩」を繰り返し行い、手応えを確かめました。 強化練習会はこの後さらに9月に2回行い、10月の全国大会には万全の態勢で臨みます。 |
「全剣連居合を古流の心で・・・ 猛暑つき特別講習会46名受講」 令和5年度特別講習会が8月6日、草間純市範士を講師にお迎えして聖籠町町民総合体育館で開かれ、46名が受講しました。 特別講習会は、五段以上の会員と全国・関東甲信越大会の選手・補員、強化対象者を対象に行われたもので、先月、栃木県で行われた中央・地区講習会の内容を踏まえて、全剣連居合と古流居合(夢想神伝流)の技や刀法の関連、対敵動作の想定と武道としての合理性などを主眼に、全剣連居合の「進化」と「深化」の指導が行われました。 この日は、外気温が35度を超え、熱中症警戒アラートも発せられる中、「体調異常を感じる前に対応を・・」という草間講師の指示によって全員無事に講習を終えることができました。 |
「第3回講習会、公認審判員19名認定 全国、関東甲信越大会の選手決定」 第3回講習会と公認審判員認定審査会が7月17日、新潟市北区・葛塚小学校体育館で行われ、最高気温33度の猛暑の中54名が参加し、19名が公認審判員の認定を受けました。終了後に行われた全日本居合道大会と関東甲信越居合道大会の選手選考会では、選ばれた選手に対して県代表選手としての自覚を持って大会まで十分な準備をするよう訓示がありました。 講習に先立って行われた居合道講話では、熱中症対策の徹底とともに「健康管理を十分に行うことが、居合道を続けていくうえで一番大事」と強調され、十分な水分補給と適度な休憩に留意するよう指摘されました。午前中は審判講習が行われ、認定審査受審者が模擬試合を審判、「試合者に負けない気魄で審判するように」などの指導が行われました。午後の認定審査会では、A 級(六段)5名、B級(五段)10名、C級(四段)4名が認定を受け、修了証を授与されました。全剣連居合の全体講習では、1本目から12本目まで各技のポイントが解説され、全員で演武し、確認。 全国大会、関東甲信越大会の選手は、既に8月から3回の強化練習会が組まれており、早くも大会モードに入りました。全国、関東甲信越大会の選手名は<会員の部屋>ページに掲載。写真は、認定審査。 |
「山形大会に22名参加 無初段・相場(結)優勝、三段・堀3位、四段・渡邉2位」 居合始祖神 林崎甚助重信公生誕481年 第16回全国各流居合道さくらんぼ大会が6月25日、山形県・村山市民体育館で開かれ、県内から22名が参加、無初段の部で小学生の相場結妃香選手(三条)が優勝、三段の部で堀英隆選手(光明館)が3位、四段の部で渡邉貴穂選手(新潟)が2位など健闘が光りました。 段別個人試合は、無初段から七段まで2人制のトーナメント方式で行われ、居合発祥の地らしく抜き本数5本のうち古流4本、全剣連居合指定技1本に迫真の演武が繰り広げられました。また、前日24日には、範士八段講師による全剣連居合を主とした特別講習会が行われました。写真は、上・県出場選手たち、下左・小学生2人で出場した相場さん姉妹、下右・地元テレビ局・Nスタやまがたの優勝インタビューに応える相場結妃香選手。 成績は<大会成績>ページに掲載 |
「四段・渡邉貴穂選手(新潟)が優勝 4年振り開催の東北日本大会に645名」 第47回東北日本居合道大会(光明館武道場主催)が6月11日、燕市・分水総合体育館で開かれ、四段の部で渡邉貴穂選手(新潟)が見事優勝に輝きました。コロナ禍で元年度43回大会を最後に3年間中止が続いていましたが、4年ぶりとなった大会では、北海道から沖縄まで全国640名の剣士が一堂に会して覇を競い、「交剣知愛」を確かめ合いました。 大会では、草間純市大会会長(光明館武道場館長)が、「豪快にして優美なる居合を心掛けてください」とあいさつ。特別公開演武として、夢想神伝流位取り、夢想神伝林崎重信流詰合、水?流組居合・杖術・薙刀術・併伝正木流鎖鎌術が披露されました。演武・試合には、範士八段18名、教士八段44名、七段148名、六段120名、五段89名、四段61名、三段48名、二段48名、初・無段47名がエントリーし、万全のコロナ禍対策が取られる中、久々に静かで熱い戦いが繰り広げられました。 大会前日の10日に開かれた特別講習会では、範士八段を講師にグループ別の指導が4時間にわたって行われ、貴重な経験を積むことができました。 県選手の大会成績は「大会成績」ページに掲載。 |
「講師と受講生が一対一でチェック」 7月21日に栃木県で行われる「居合道七段および六段審査会」に向けて、受審者講習会(模擬審査形式)が5月28日、聖籠町町民会館・体育館武道場で開かれ、来年11月までの受審予定者を含めて7名が受講しました。 今回から審査時の服装が「剣道着または居合道着・袴」に指定されたことから全員が居合道着で受講、着慣れた服装で伸び伸びとした演武が見られました。模擬審査形式では、八段講師と受講生が一対一で指定技6本を2回演武してチェックし、アドバイスを受けました。その後、受講生は3つのグループに分かれ、それぞれに八段講師がついて詳細な指導を受けました。写真は模擬審査風景。 |
「2回講習会に82名、一級合格17名」 今年度第2回講習会と審査会が連休最終日の5月7日、新潟市・西総合スポーツセンターで開かれ、82名という最近にない大勢が参加しました。コロナウイルス感染症の位置づけが「5類」に移行する前日ながら引き続きマスク着用の講習会・審査会となりました。 講習は、午前・古流(夢想神伝流)、午後・全剣連居合が行われ、五段以上を対象にした古流(奥伝)と全剣連居合の講習では、八段講師の指導の下、十数名の七段全員が元立ちとなって真剣な演武が行われ、高齢者には少しハードな講習となりました。 審査会では、一級に17名が合格し、初段から五段まで14名が入・昇段を果たしました。写真は、上・古流講習、下・一級審査の一コマ。 |
「第1回講習会と強化選手選考会」 5年度第1回講習会と強化選手選考会が4月23日、加茂市・下条体育センターで行われ、コロナ禍第9波も懸念される中、49名が参加して新年度のスタートを切りました。講習会は、午前が全剣連居合、午後は古流・夢想神伝流を三段以下(初伝・大森流)、四・五段(中伝・長谷川英信流、)、六・七段(奥伝)に分かれて、対敵動作に主眼を置いた指導が行われました。 強化選手選考会では、三段以下5名、四段2名、五段4名、六段6名、七段3名の計20名が選抜されました。5月には、当日欠席者などを対象に追加選考が行われる予定。写真は古流講習会の一コマ。選抜された強化選手は<会員の部屋>ページに掲載。 「五段・松浦=準優勝=六段・野」 第60回全国居合道高知大会が4月23日、高知県・南国市スポーツセンターで開かれ、五段の部で松浦斉範選手(光明館)、六段の部で野舞選手(柏崎)が共に準優勝という見事な成績を上げました。大会は、四国のみならず関西を中心に全国から約600名の選手が出場する四国屈指の規模。写真は大会を終えた県選手たち。結果は<大会成績>ページに掲載。 |
「福島・第3回段別無差別居合道大会 野選手(柏崎)が敢闘賞 」 第3回段別無差別居合道大会が3月26日、福島市南体育館で開かれ、1都10県から古流6流派62名の選手が出場、新潟からも7名が参加し、高野舞選手(柏崎)がベスト8で敢闘賞を獲得しました。段別無差別試合はほとんどの選手が初体験ということもあり、戸惑いと期待が交錯しながらの真剣な試合が繰り広げられました。 初段と七段の試合では、選手が開始線に立ったときに主審がそれぞれの選手の指定技を発表。初段は「全剣連居合自由5本」、七段は「全剣連居合12本・古流(初伝・中伝・奥伝)の中から5本指定」が告げられ、「始め」の宣告。結果は、七段の指定技間違いで初段の勝ち。また、三段「全剣連居合12本・古流(初伝)の中から5本指定」と六段「七段と同じ指定」の試合では2対1で三段が勝ちました。 段位無差別は武道本来の姿とも言え、試合の度にその選手の指定技が変わるという、高段者にとっては厳しいハンディはあるものの、居合道の新しい可能性を伺わせる大会でもありました。写真は試合を終えた本県選手たち。大会結果は「大会成績」ページに掲載。 |
「第7回講習会55名が受講 審判認定23名」 令和4年度最後の行事となる第7回講習会・審判講習会と公認審判員認定審査会が2月19日、新潟市・新津武道館で行われ、55名が受講し、23名が公認審判員に認定されました。 冒頭、12月と2月に亡くなった会員2名を悼み、全員で黙祷。講習会では、全剣連居合の全体講習と段別講習がおこなわれ、六・七段講習では、指導者としての心構えや、「受け流し」の示範の方法などが示されました。午後からは審判講習。三段以下による模擬試合に対する審判実技では、正しい姿勢、明瞭な発声による明瞭な判定が強調されました。認定審査では、A級(六段)8名、B級(五段)7名、C級(四段)8名が合格、修了証が授与されました。写真は講習風景 |
「関東甲信越大会―団体5位と13位 七段の部で古田選手が準優勝」 第26回関東甲信越居合道大会が1月14日、東京武道館で開かれ、団体戦でAチームが5位、Bチームが13位となったほか、七段の部で古田規子選手(豊栄)が準優勝しました。また、個人演武では、二段の部で後藤恵子選手(上越)と六段の部で高野舞選手(柏崎)がともに優秀賞に輝きました。1都9県を対象に行われる大会は、今回から各都県はじめ東京都各地区の出場枠がこれまでの1チームから2チームに拡大され全37チームが参加、優勝まで6試合を勝ち抜かなければならないという全国大会並みのハードさ。その中で、県代表選手6人は、準優勝1人、3回戦惜敗4人、2回戦惜敗1人と健闘。個人演武では、六段以下各段に6人が出場、2人が優秀賞に選ばれました。会場では、久々に刀剣店が店開きして賑わいました。写真は、大会終了後全員で。大会結果は、<大会成績>ページに。 |
「新津―新年奉納演武で武道精進祈願」 新津支部は元旦、会員ら8名が参加して地元・堀出神社で恒例の新年奉納演武を行い、新しい年の武道精進を祈願しました。堀出神社は新津総鎮護として1573年に建立された由緒ある社。神社での元旦奉納演武は、支部結成当時から約40年続く伝統行事です。拝殿で行われた奉納演武は、支部を代表して高橋望五段が古流3本と全日本剣道連盟居合2本を奉納。参加した会員は、お祓いを受け、お神酒とお供物をいただいて新しい年のスタートを切りました。 「豊栄―緊張感ある新年初稽古会」 豊栄支部は8日、山形・林崎居合神社からいただいた「居合大明神」の掛軸を前に、会員ら8名が参加して新年初稽古会を行い、新しい年への決意を新たにしました。ホームグラウンドともいうべき豊栄武道館が床張り替え工事で昨年8月から使えないため、長浦コミュニティセンターで開催。参加者には、一週間後の1月14日に東京で行われる関東甲信越居合道大会の県代表選手が2名加わっていたため、神前に拝礼し、全日本剣道連盟居合を全員で演武した後、早速自由稽古に切り替え、新年早々緊張感のある稽古となりました。写真は上・神前拝礼、下左・演武、下右・祭壇 |
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電話・FAX 025-386-3585 携 帯:090-2310-5049
Email niigata.iaidou@gmail.com
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