われわれなんちゃってヤンキースは、それぞれ草野球名というか、登録名をもっています。こ
れは、グランド上では先輩後輩の関係や、職場(選手の職種・職場はバラバラです)での上下 関係などを一切抜きにしてニックネームで呼び合い、声をかけ合うためというのが第一の理由 です。もちろん、普段の生活では年長者を敬うということなどは社会人としての基本的姿勢です が、草野球をやっている間はそれさえも忘れて没頭するという趣旨です。登録名を作った第二 の理由は、いわばプライバシーの保護で、たとえばこのホームページ上で○○選手のサヨナラ 暴投で負けた、というような報告記事を書かざるを得ない場合、やはり○○が本名ではちょっ とマズイということです。第三に、めったにないことですが、相手チームとメンバー表を交換する 際に、その不気味な名前で威嚇(いかく)し、あるいは笑わせて油断させるという効果を狙って います。しかし、この草野球名(登録名)制度、やっておいて良かったというか、個人情報保護 の観念が非常に強くなってきた昨今にホームページを作成していく時にも、非常に有効です。
さて、背番号のお話ですが、スポーツ界における背番号の導入そのものが、ヤンキースを元
祖としています。広いスタジアムのなかで選手を認識できうる方法として発明されたのです。そ の昔、あのベーブ・ルースは3番バッターだったので背番号は3でした。同じ時代にルー・ゲー リックは4番バッターだったので背番号は4でした。
というわけで、なんちゃてヤンキースも、本家のヤンキースでは2番(現在はジータ選手)と6
番(現在はトーリ監督)を除いてひと桁代はみんな永久欠番であるという贅沢なユニフォームと
贅沢な背番号を付けているわけです。なんちゃってヤンキースもひと桁は9番を除いて空きは
なくなりました。
なんちゃってヤンキースの選手が選んだ背番号は、まず永遠にその選手のものとしたいと思
っております。たとえば遠隔地への転勤などの事情でチームを離れるということがあった場合 でも、その選手を思い出すために、その背番号はチームのなかで永久欠番としたい方向で す。
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