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この日の試合の相手はわれわれなんちゃってヤンキースの記念すべき初試合を1−16の
圧倒的なスコアで完膚無きまでに倒してくれた若僧が相手である。つい一週間前までは高校野 球の新潟県予選の準々決勝が行われており、芝の状態もグランドの状態も申し分なしの新発 田五十公野で、この対決が遂行された。途中で小雨はあったものの絶好のコンディション。
先攻のN1ヤンキースは1番ボーンヘッドマン、2番スコッティ・クリネックスが連続出塁の後、
一旦は強烈な3塁ライナーが併殺打となってチャンスがつぶれかけたに見えたが、スコッティ・ クリネックスの盗塁の後、4番のモハメッド・ブリが内野安打でつなぎ、5番のケアレ・スミスが2 ストライクを取られた後にライト前タイムリーを放って先制した。
そして素晴らしかったのは2回の攻撃。この回は7番のライス大森からはじまると、左打者の
ライス大森は右中間を深々と破る長打を放った。2塁ベースをまわったところで3塁コーチの 「止まれ」という叫び声をなぜか「走れ」という空耳で聞いたライス大森は球場にこだまする悲鳴 と歓声のなか無謀にも見えた本塁突入を試みて結果はセーフ。劇的なランニングホームランと なった。結局、このホームランで勢いづいたこの回は2アウトからコーヒー・フロート選手の2点タ イムリー2塁打も飛び出して3点を取り、この時点で4−3となって接戦を予感させた。ちなみに コーヒー・フロートはタイムリー2塁打の直後に3塁盗塁も決め、ライス大森のランニングホーム ランと併せて「走るなんちゃってヤンキース」を大いに印象づけた。
先発投手は志願の先発投手、というか若僧戦に「一日監督」として名のりをあげたボーンヘ
ッドマン。制球よくコーナーを突くピッチングで強打の若僧に対して初回以外にはビッグ・イニン グを作らせなかった。初回には守備陣の乱れがあったのが課題。5イニング目はケアレ・スミス が志願の登板。3者凡退、特に若僧の1,2番バッターを連続三振に仕留めて6回表の攻撃を迎 え、2アウトからジュリアーニ師匠が出塁したもののあと一歩及ばずにゲームセット。
しかしNヤンキースはいい意味で変わった。全員が凡打でも全力で走っている。しかも楽しそ
うに。その象徴がライス大森選手のランニングホームランであった。チーム内MVPはそのライ ス大森選手が選ばれている。(1回目)
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