2006年 11月1日(水)
午後7時〜9時(ナイター) テラノサウルス戦
新発田市五十公野野球場
3-4でなんちゃってヤンキース惜敗。
テラノサウルスとの一戦は、この試合自体が雨で流れた(06年は本当に天候に泣かされ続
けました)10月24日の振り替えで急きょ変更となった日程だったため、テラノのメンバーが8 人しかそろわず、ヤンキースのケアレ・スミス(背番号15)がテラノのメンバーとしてヤンキース と戦うという構図となりました。私(スミス)としても今でも大変に複雑な心境なのですが、同時に 相手側ベンチから晩秋のカクテル光線に照らされるヤンキースのカッコ良さとその躍進ぶりを 再認識することができた貴重な機会でした。併せて残りの紙面に06年シーズンの総評を記し ておきたいと思います。
投手力 従来のボーン・ヘッドマン(背番号21)、モス・ラモス(背番号13)、ケアレ・スミス
(背番号15)に加えて、ショーン・コメリ(背番号14)が野手としてのフィールディングが超一級 品だけに投手としてもおもしろい存在になりそうです。なんせ、あの長島茂雄さんですら「生ま れ変わったらピッチャーをやってみたい」と言っているので、まだまだ投手として可能性のある 選手ややりたい人はたくさんいると思います。まずはピッチング練習→シート打撃登板とステッ プを踏んでいきたいところです。
捕手力 投手にとって最高に投げやすいケーシー与那嶺(背番号3)に、積極的に投手の潜
在能力をスパルタンに引き出そうとするゴルゴ十三(背番号12)というタイプの違う二人の捕手 の存在は監督(一日監督も含む)にとっておもしろいです。さらに奥野細道(背番号22)、ボー ンヘッドマン(背番号21)、モハメッド・ブリ(背番号5)という捕手層が厚いのは、草野球チーム として最高に恵まれているといえます。
打撃力 ここにはやや、反省点があるように思います。初心者選手の向上にくらべ、今年
から軟式としてはよく飛ぶボールになったせいもあり、よく飛ぶバットとの組み合わせを意識す るあまり、野球経験者の振回しすぎがやや目につく傾向があります。結果的には長打も、セン ター方向に鋭く振り抜く意識により多く生まれる気がします。
守備力 これは着実に向上しています。元々守備力のある選手の新加入もありますが、初
心者選手の健闘が光ります。初心者が正面の打球でアウトにしただけでもチームの盛り上が りが違います。そのうち、45才以上のベテラン選手の当たり前のプレーでも盛り上がるように なると思うと、ちょっと嬉しくてちょっと淋しいです。
盗塁力 この躍進ぶりが最も顕著です。05年打ち上げ宴会でのコーヒー・フロート選手
(背番号4)の「3塁までは行って当然」発言からのノノ様イズムの浸透が大きいと思います。ま あ相手の強肩捕手もいますので「2塁までは当然」としましょう。
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