第7号

なぜ、野球チームが減少していくこの世の中で、平均年齢38才ぐらい(だと思うよ)の
草野球チームが新たに生まれてきたのだろうか。
逆に言えば、平均年齢が40才に近いから生まれてきたと考えることもできる。

その年代が子どもの頃、男の子であれば、大勢で遊べるいちばんの娯楽は野球だった。
考えたら監督もいない少年の草野球は、民主主義という言葉も知らないままに、
いい意味での能力主義と、能力をもった者が配慮する優しさで適材を
適所に置く相談を重ねてきたような気がする。

その後、少年達は一応大人になり、それぞれ娯楽を見つけ、熱中したりするのだが、
潜在意識というべきか、頭のかたすみに「草野球がいちばん面白い」ということを常に
覚えてくれていたのではないかと思うのである。

  ケアレ・スミス
                      2005年 10月31日記す

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