昨年地元の指導者会が主催したとても勉強になった講習会に参加した折、高校で競技スキー部の面倒を見ている先生がある選手の活動資金として「カンパ」を募られている姿に感銘し、些少な額ではありましたが、カンパという行為をさせていただきました。
その選手から、「カンパありがとうございました」の内容のお礼状を以前いただいてはおりましたが、先日、「ご支援ありがとうございました」のお礼状がシーズン終了とともに届いておりました。多分ご両親に「出しなさい」と言われてとは思いますが、しっかりと自分の字で書かれた言葉と、大きな大会で優勝した時の写真と・・・、感謝する心の表現の仕方に感動した次第です。
トリノオリンピックをテレビで観戦して、各選手の試合前のインタビューやその成績など、前々から感じていたのですが、荒川静香選手の金メダルに納得していました。
競技技術の技量が均衡した選手の集団であっても、優劣がつきます。その差は何でしょうか?
発展途上のスキーヤーは考えます。その分岐点ってその人がもっている「人間力」だと。これはオリンピックなどの国際大会が証明しているような気がしています。
子ども達に学んでもらうのは、競技技術だけではなく、アスリートとして(人間として)生きていくために正しいことは何かというような、心の発達にも指導者は目を向けなければいけない、と思うのです。争い事は好きではありません。自分と向き合うことが実践できるから「スキー」が好きなんですね、私。
発展途上のスキーヤーが応援している星瑞枝選手が帰国しました。しっかりとリハビリしていただき、今まで以上の活躍を祈念しております。同県の賢太郎くんに続け〜っ!