世界一上手に滑ること、日本の代表になること、地域の代表になること・・・。
指導者が生徒に求めるもの・・・。
結果が全てなのでしょうか?
指導者になりたいという人と滑る機会が多いのですが、リフトに一緒に乗った時「合格したら、どういう指導活動をしようと思っているのですか?」という質問をよくしています。
具体的に「子どもたちのスキー活動の面倒をみたい!」とか、「クラブの後輩たちに自分の経験を伝えたい!」とか、合格した後を具体的にイメージして取り組んでいる人の方が、合格率が高いように感じています。
私は高校生の時にブラスバンドの演奏で日本一になったことがあります。2回。その時、誰かと競うとか、あそこの学校には負けないぞ、とか、そんな話は一度もありませんでした。(当時)まだ日本の国内でブラスバンドで3度しか演奏されていない曲だけど、難しいけどやってみる?・・・指揮者も生徒で、指導者となる先生もいなかったのに、皆で取り組んだことは「いい演奏をしよう」というイメージを追い求めるということでした。
「日本の代表になること」=「検定で合格点の75点をめざすこと」、似ています。
ともにそのラインをめざしているところ・・・。その後は?・・・。