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(はじめに)
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「愛と勇気」
2006.7.20 プロペラターン その2

平地でのトレーニングとして、ジャンプして空中で向きを変え〜着地する要領は前回述べたところです。
ここで別の観点から注意したいこと。

プロペラターンその2_1

(1)着地〜着地まで、という運動をイメージすると、
マキシマム〜マキシマムまで「大きくひねる」という感覚になります。

この要領では着地ポイントを同じ位置に調整することも難しい。

この場合、ひねる時間が長いので、マキシマムの場所で「休憩」することになると思います。ですから、実際の滑りでは、ターンの後半に休んでしまい、なかなか切り替えできない〜ターンの前半部のリズムが悪くなりますね。

ちょっと、観点を変えてみましょう。

プロペラターンその2_2

(2)前方に向いていることを基準と考えます。

すると、
「ひねる」という感覚、量が、上記図に対して半分でよいことになります。

そして、マキシマムでは脚部と上体がひねられている訳です。
その「ひねられている」状態から、「元にもどす」という感覚を使って正面を向きます。

この動きを連続すると、自分の力を使うタイミングが半分になりますので、とっても省エネ!長距離の小回りターンでも、苦にならずに滑れそうな気がしてきます。

また、足の中心部(図の赤丸部)に軸を感じることができるはずです。着地ポイントを同じ位置に調整することもやさしくなると思います。

「ひねる」〜「もどる」まで一連の動作で動けるようになるので、切り替えのリズムも途切れることなく、ターンの前半も理想的に迎えることができることでしょう。

休憩の感覚は「正面を向いている時」。そうすると、バランスを基準に戻しながら落下距離も取れるので「一石二鳥だ」と思っています。

ちょっと観点を変えるとやさしくなりますね。お試しください。



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