ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
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「愛と勇気」
2006.7.30 怪我の予防

片足で屈伸運動をした時、ふらつかずにできますか?
怪我の予防

体のバランス、特に脚部の筋肉のコーディネートがうまくできるか、脚を曲げた時に、膝が真っ直ぐ前に移動するように筋肉を調整する。足首の具合、股関節の具合によって、ふらついてしまう。

昔の板はサイドカーブもゆるく、一般人にあっては、体・脚部のバランスが悪くても、、「体のぶれ」→「スキーのぶれ」を誘発し、その「ぶれ」によるエネルギーは「スキーがぶれる」ことで外に放出され、体への負担は軽減されていた、と考えている(物理の先生どなたか補足してください・・・)。

しかし、昨今のカービングスキーは、スキーヤーの技量を問わず、角付けさえしてしまえば、グイグイ回転してしまうような按配だ。そして、改善されない「体のぶれ」はというと、「スキーがぶれ」なくなったため、そのエネルギーは、「体の中にたまってしまう」、と考えている。

片足屈伸でふらつくから、膝が真っ直ぐ前に出なくて、膝が内側や外側の方向に出てしまう。

だから、靭帯などに負担がかかり、怪我につながってしまう訳だ。

「エネルギー」=「質量」×「速度の2乗」、
だから、滑走スピードが高まると、「その2乗」に比例して、アクシデントがあった時のダメージは大きい・・・。
(倍じゃないですよ、2乗ですよ!)

Alpine Racing の選手は夏場のトレーニングに既に組み込まれているはず。
問題はそれ以外の人達で、ある程度高速で滑ったり、急斜面を滑ることを目標にしていたり、指導員を受検する、プライズ検定を受検する、そんな人達。+私達指導者も。

冬場のパフォーマンスを上げるために、怪我を予防するために、この夏、自分の体と会話してみよう。



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