ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
発想は自由であれ!
既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」
2006.8.10 プルークターン その2

「プルークターン」と「シュテムターン」は、ともに「ハの字」と「二の字」のポジションが表れ似ている。
でも、この2つを比較すると、決定的に違う点がある。

指導員を受検する方に質問してみても、「ズバリ」の答えを1番目には出してくれない。

ターンの入り口で・・・・、「二の字」から「ハの字」に変化するには、スキーを動かすしかない。
舵取りでの内足が・・・、シュテムターンでも内足を寄せないで舵取りすることは出来る。

先に滑り降りて、下から見ていると良くわかる。
私も10数年前の指導員研修会で下から見ていて気が付いた。

それはターンの後半である。

シュテムターンでは、外スキーの角付けをキープしたまま切り替えを迎える。

それに対し、プルークターンでは、パラレルターンになるように、「ニュートラル(究極は斜面に垂直に立つ)」に移動するように外スキーの角付けをゆるめていく。

最後まで角付けをキープするのか、途中でゆるめるのか・・・。
どこの場面からゆるめていくのか・・・。

ターン(回ること)に酔いしれてはいけない。
ターンの内側に居続けると角付けはゆるめられない = 減速。

ターンの内側に倒れてしまった上体を起こし、体を谷側へ移動(落下)するのだ。

パラレルターンで滑りたい人はトライしてもらいたい。

かく言う私は、スピードがでるとフリーズしてしまい角付けがはずれないことを、「2006.5.25」に反省しています。
自分の思いと現実の滑りとの差に気づいてほしい。
私はスピードが出てもパラレルターンで滑ってみたい・・・。

プルークターンで滑る場面をイメージする時には、滑り出しの1ターン目と6ターン目ではスピードが違うことも意識しなければ・・・。

そして、プルークターンの要領で色々な斜度を滑ってほしい(緩斜面から急斜面まで、山頂から山麓までの長い距離を)。



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