ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
発想は自由であれ!
既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」
2006.9.10 子どものスポーツ医学研修会

今日、新潟県健康づくり・スポーツ医科学センターで開催された研修会は、2時間では学びきれない内容であった。
新潟大学医歯学総合病院第二内科 医師 田中純太氏を講師にお迎えし、スポーツ指導員・教師・栄養士が3割づつ100名超の方々とともに拝聴した。

子どもの成長とスポーツを考える時、栄養を摂り体を作るという要素が必ず必要である。
「食べることもトレーニングで、食のコーチは母親。であってほしい・・・」とのコメント。
ジュニアアスリートには当然必要であるが、脳の発達や学力の向上にも関係あることだけに、普通のおじさんやおばさんにも知ってもらいたい内容。

このあたりは、文部科学省と厚生労働省がタッグを組んで、小学校や中学校の科目の一つとして取り組み、大人になるために必要な知識として学ばせることや、PTA活動への助言などから、子どもを育てるための知識と方法論の啓蒙、普及につとめないと、健全な体と心が成長しない。
凶悪な犯罪が毎日報道されている今、今からやりはじめないと、50年後にはとんでもないことになってしまう。

IT技術に長けた一部の人が情報を拾うのではなく、年収が高く何をするにも裕福な人だけが実現するのではなく、普通のおじさんやおばさんに届く方法(システム)を作ることが、国でも地方でも、大人が次の世代のために実現させなければならないことである、と思っている。色々な人たちとこの話をしてみよう。

医学という観点は知らない分野であったが、スポーツ活動には必要なことの一部だ、との認識はあった。

・スポーツ傷害は人災!
・オーバーユース、オーバートレーニング、
・運動と喘息、
・心臓震盪(しんぞうしんとう)、突然死、AED、
という内容のお話を聞き、

スキー活動中に、命にかかわる症状が参加者に現れた時、講師としてどこまで何ができるのか。
講師、パトロールとスキー場の対応、救命救急との連携、活動するエリア、遠征するエリアの状況が気なってくる。

かなり以前から、活動するスキー場の代表電話番号や、パトロール部隊の直通電話番号は携帯電話のアドレス帳に記録し、講習活動をする際には携帯電話をポケットに入れているところではあるが、迅速な通報はもちろんのこと、救急隊が到着するまでの間、何ができて、何をしてはいけないのか、シーズンに入るまでに、もう一度整理してみようと思う。

※ AED [Automated External Defibrillator] 突然,心停止状態に陥ったときに装着して用いる救命装置。
先日新潟日報社会面に掲載されていた記事を紹介したいと思います。

【参考サイト】
さいわいFC応援サイト:JFAハンドブックやU6、U8-10のハンドブックなど、PDFファイルを見ることができます。
国立スポーツ科学センター:コラム/医科学論壇/田口素子さんの栄養にかんする文献が参考になりました。
アスリートのわいわいレシピ:国立スポーツ科学センターに掲載されています。
食事バランスガイド:イラストが多用されわかりやすい内容。



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