ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
発想は自由であれ!
既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」
2006.9.29 子ども

準指導員を受検していた頃、アスペンスキークラブで同じく受検していた10歳年上の三田村さんにとてもお世話になった。
岩手県出身の方で、実家へもお邪魔してお世話になったこともある。空間デザイナーとして活躍されていて、猪苗代近辺スキー場のホテルや某スキー場コースの設計など実績があり、設計途中の模型なども見せていただいた。

スキーへの情熱はとても大きく、彼が若い頃にトップデモだった相田芳男さんの16ミリフィルムを見せていただいた。
直接連絡を取り、スキー指導教本の初版本の撮影が終わって次の撮影の合間に撮影させていただいた、という貴重な映像であった。

彼は3人の子宝に恵まれていた。そして3人がいいんだよ、という話を伺った。
母親の手は2本しかなく、手をつなぐのに、3人だと子どもながらルールが生まれるんだよ、ということ。

そして、私なりに考えたこと、
一人っ子=(T)、私。(自分を中心に考える体験)
二人=(You)、私とあなた。(対立する体験)
三人=(We)、私たち。(巴という場面から仲間という意識を体験)

日本一大きな会社で10年目を迎えるころには、2泊3日だったり3泊4日だったり、その分の着替えを鞄に詰めて出社する毎日であった。その頃には2人の子宝に恵まれていたが、もう一人欲しいと、真剣に考えていた。

自分が14歳の頃、子どもながらに色々考え悩む時、父親に意見したことがあった。
兄がいて、中学生になる子どもを持つ親としては2回目かもしれないけど、2人目の子どもが中学生になるのは初めての体験でしょ!

自分自身の分岐点を迎える頃、家族にとって、自分にとっての最適な「解」を見つけたかった。



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