地元スキークラブの定例行事となっているナイターミーティングに参加してきた。
毎週行われているが、私は2回目の参加となる。今回もガイド役を務めることとなった。
シーズンも中盤に差しかかってくるので、いつも惰性で滑っているだけでなく、自分の感覚を感じてみようというネライ。
そして課題は、「舵取りの最中にターン外足の足首を曲げすぎない」をやってみる。
上2つのバックルをゆるめて、パワーベルトもゆるめて、
(1)ブーツのタンにすねを押し付けて(足首を曲げすぎて)滑った感覚、
(2)ブーツの後ろに寄りかかって滑った感覚、
(3)ブーツのタンにも後ろにも当たらない場所をキープして滑った感覚、
以上を比較してみる。
スキーがスムースに動く場所を感じていただいた。
緩斜面を2本、中急斜面を1本。
参加された方は、少しづつ良い感覚をつかんできた様子。(きっとコソ練で進化するのだろうな)
このトレーニングは春先のグサグサ雪でもやってみよう。きっと雪からの反発力が倍増したように感じることだろう。
雪が教えてくれるはずだ。
その後は、中急斜面でプルークターンのトレーニング。
広い足場をキープし、ターンの後半に外スキーの角付けをゆるませながら、体を谷へ落とす、そして次のターンの早い段階から外スキーで抵抗を取っていく。
「いかにゆっくり滑ることができるか」がテーマである。
ビュンビュンとスピードトレーニングばかりでなく、低速で巧緻性を求めるトレーニングを行うことで運動の質が向上するはずだ。