ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
発想は自由であれ!
既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」
2007.2.27 切替(2)

基礎スキーヤーは、「ターン(回転)」することに一所懸命になってしまうようだ。
【速いスキー】を目指していても、いつまでも谷へ落ちていかないから、減速してしまう。

どうも正方形のスペースにターンを描こうとしているように感じる。半円にするには長方形のスペースが必要だ。
2006年のつぶやき:冒頭の図を参照

プルークターンで滑ってもらうと、その人のパラレルターンの質が表現されてくる。
パラレルターンで抱えている問題点があらわになるのだ。

多く見られるケースは、「ターンの入り口で外スキーをななめ前に出す」動きをすること。(これは滑った人が説明した表現です。)するとどうなるか?

スキーのトップはいきなりフォールラインにからんで落ちてしまい、いわゆる「先落とし」となるから、ターンの前半がまったくなくなってしまうのだ。そしてターン後半で雪面抵抗を一気に受けてしまうので、スキーはぶれて、減速してしまう。

【処方箋としては】
初心者への指導(独自論)」で説明している、「斜めプルーク〜プルークファーレン〜斜めプルーク」で斜面を移動し、滑走ラインを感じることである。特に、プルークファーレンで落ちていく部分が今まで足りないと気付くはずだ。
また、斜めプルークで移動する半分の位置が切替のポイントである。切替後も直進するという感覚は斜めプルークで移動することで感じられるはずだ。

ゆっくり滑らないと感じられないことが多くある。
人の言葉に惑わされずに、自分の内側(Inner)の答えを聞いてみよう!



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