快晴でした。スキー学校仲間と撮影トレーニング。右ターンの後半は相変わらず次のゲート方向を向いてしまうので、谷向きをキープできない。体が回りすぎてしまうのだ。
気持ちだけでは対応できないので、フォールラインを向いた後(山回り)に、内足を少し前に出してみることにした。
内足+内腰+内側の手を総動員してみる。
そうして一度うまくいくと、上体は内倒することなく、背骨が起きた状態で常に安定してくるようになってきた。
そのバランスで角付けを緩めると、どんどんスキーの滑走性が高まってくる。【速いスキー】になってきた。
最後の仕上げにシュテムターンをトレーニングした。リフトが止まる前の1時間半。超緩斜面から急斜面まで。斜面を落下しながら外スキーを押しずらすこと、長方形のスペースにシュプールを収めていくことが、パラレルターンになった時に如何に有効であるか、参加者の理解度が深まった。
今日、リフトの上からモノスキーで滑っている人を見た。そこで昔のことを思い出した、「スキーの4本のエッジを自由自在にコントロールする。」というフレーズ。はたして、4本のエッジを意識して滑走しているだろうか?
雪面に食い込んでいる2本のエッジしか意識できていないのではないか?
2本から2本へ。それってレールターンではないか?
空中にあるエッジの存在を含め、4本を意識できた時、「角付けを緩める」タイミングの自在さを手に入れるのではないだろうか。