ここだけの話 発展途上のスキーヤー

ここだけの話 archive 


(はじめに)
発想は自由であれ!
既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」
2007.5.5 外傾

ターンの入り口で、極わずかに角付けされたスキーを垂直方向からプレッシャー(荷重)を与えようとする時、外足〜外腰〜外肩まで一直線に位置されてしまい、そのままターンに入ってしまうと、内倒と呼ばれる。

【速いスキー】を目指してみる時にこの症状がでると、山回りの部分で必要以上に上体がターンの内側(=山側)に位置されてしまう。どんどん谷側へ落ちて滑っていきたいのに、山側に位置してしまうから減速してしまうのである。
その時、目線を谷方向から気になる切替のエリアに移してしまう(斜面の横方向を見てしまう)と、上体のローテーションが待っているから、さらに減速してしまう。

腰から下の足の動きは 「2006年のつぶやき 2006.5.7」の図を参照してほしい。

では、腰から上の上体の動きは?

外スキーへしっかりとプレッシャーを与えたいので、上体を外側に傾けた方が有利だ。
足が腰から離れた所に位置する【速いスキー】での外傾は、上体を垂直に安定して保つ結果を生んでくれる。

外傾をすることで角付けが緩んでしまうほど上体を外側に位置させる昔の外傾スタイルをイメージしてはいけない。
(※シュテムターンで内スキーを寄せる時に、外スキーの角付けが緩んでしまうことはないだろうか?)

目線を谷側にキープするのも必要だ。

今シーズンは12月の研修会から、上体をリラックスさせることと、背骨を適正に位置させることに取り組んできた。
そこで気付いてきたのは、肩甲骨あたりをリラックスさせると、椅子に座ったままでも肩を傾ける動きができることだ。
「腰あたりから上体を傾ける動き」 + 「肩甲骨あたりからさらに傾ける動き」では、どうだろうか?

20070505_1
20070505_2
     ▲ Click here


▲ページの先頭へarchive目次へHOME