外スキーの土台の質が高まったら、パラレルターンにチャレンジすることになるが、プルークボーゲンをどう変化させたらパラレルターンになるの?
この部分重要です。指導者の方はどうように考えているのでしょうか?
大きく分けると2つ。
(1)ジャンプにより、空中で揃えて着地する。
(2)ほどよく足関節を曲げた状態で内足の股関節を外旋させながら、内足を外足の方へ寄せる。(シュテムターンの要領)
このように、内足を外足の方へ寄せないと、パラレルスタンスにはならないのだ。
自然の力を待っていても、揃う訳がない。
基底面積が広いと、内足が外足のように機能しなくなる。回転弧を描くというよりも、体の重みを支えているだけに終始するようだ。プライズ検定や指導員検定を受検するような方にも、よく見かけるケースだ。
だから、シュテムターンを練習するのだ。
プルークファーレンから、足を引き寄せての山回りを練習してみる。内膝の位置をあまり変えないで足元を引き寄せてみる。
これで初めて内スキーが外スキーと同じになる。
内足をたたんで内傾を強める動作に取り組むのは、これを覚えてからにした方が良さそうだ。
福井大学 清水史郎先生のロボットスキーの研究(動画)を見てみよう。
何か気付くものがあると思う。
http://www.f-edu.fukui-u.ac.jp/~shimizu/