今日、世界一受けたい授業という日本テレビ系列の番組で、Drアッシーと言われている、井口傑 慶応義塾大学教授が出演されていた。
このシーンで気付いたこと。
井口さんの説明では、
足裏の内側(親指から踵にかけて)に体重がかかると、脛の内側の筋肉で体重を支えようとするので、そのバランスを取るために膝の外側に負担がかかるという。
同様に、足裏の外側(小指から踵にかけて)に体重がかかると、脛の外側の筋肉で体重を支えようとするので、そのバランスを取るために膝の内側に負担がかかるという。
スキーヤーで膝の靭帯を痛める人が多いのだが、痛めた人はどこか心当たりがないだろうか?
私も2006年シーズン前半までは、足裏の内側にウエイトを多くかけ、スキーの角付けがしっかりできるようにと頑張っていた。
そうすると、しっかりターンはできるのだが、いつまでも山回りを続けてしまう状況を作りだしていた。
山回りを続けてしまっては、その間、体はスキーよりも山側に常に位置されてしまうので、谷へ落ちることを拒んでしまう。
だから、減速してしまうのだ。
最近心がけてること。
足裏の親指側にも小指側にも、両方に体重を預けた状態をキープしながら、ターンを行いたいと思っている。
角付けした状態でも両方なのだ。
そうすると、狙ったタイミングで角付けを開放することが容易となる。
膝への負担 = エネルギー は、速度の2乗に比例して大きくなる。
減速したくないスキーヤーは、体の使い方を見直してもいいかもしれない。
皆川賢太郎ブログ 2007.8.19の動画がヒントになるかも。