うまくなるということは、昨日までの自分と決別するということである。
うまくできなかった昨日の感覚を大事にしていては、変わることはできない。
今までとは違う領域に答えがあるのは明白であるから、昨日までのことに固執してはいけない。
さらに、自分がイメージしていた内容に対して、実際の滑りの中でスキーが滑る様子と身体のコーディネートの結果を、ビデオや写真などを通して、その現実を把握することから全てが始まる。
理想とのギャップを埋める作業が、上達を促すのである。
たとえ雪が消えようとも、本人がその気になれば、いつでも変われる。
やみくもに滑ってみても変わることはできない。
天候が安定するこの時期は、撮影トレーニングには最適なのだ。
うまくできる明日を思い描いて・・・。