前回の「外腰を下げるということ」、「三枚おろし」、「初心者のその後」で言いたかったことを再度整理していました。言葉だけでなく絵を描いてみました。
(1)で外腰が下がっていると、(2)へ素早く安定して移動することができる。
(1)で感じていた外腰を下げる意識を(3)まで持続すると、上体をスムースに運ぶことができる。
滑走スピードによって、長い方の足の長さを基準として動いても良いし、短い方の足の長さを基準として動いてもよい。
(1)または(2)の場所で次の外スキー(山側の足)を外側に動かすと、ハの字形状が現れるが、
(3)の場所で外スキーを外側に動かしても、ハの字形状が現れにくい。
(3)の場所を過ぎると、入れ替わった外スキーがどんどん斜面の下に落下し始めるので、(1)を目指していく。
※股関節の動きで足全体をコントロールするように心がけよう。
※足首を曲げすぎてブーツを変形させるような力の使い方はやめよう。
身体全体の半身を上下にずらすような意識・動きを加えていくと、安定感はさらに増していくはずだ。