指導活動は26年目となります。
しかし、オリンピック選手やワールドカップ選手、全国大会へ出場するような選手への指導機会はもちろんありません。私の場合は、初心者であったり、うまく自己実現したい一般スキーヤーだったり、指導者としての技術を習得したい人への指導機会が全てであります。
そんな中、私の指導目標は、『 怪我をしてもらいたくない 』、これを一番に考えています。
無理なことをさせないで危険回避するのでなく、危険なことを危険と認識していただいて、怪我をしにくい体の使い方、バランスの取り方などを理解していただき、合理的な運動要領を習得していただきたいと思っています。
自分なりに目標を決めて取り組んでいく人を応援したいと思っています。
そして、スキーシーズンにパフォーマンスを上げるには、
(1)雪がない滑れない時期に如何に身体のシミュレーション、リハーサルができるか、
(2)スキー滑走時に動けない原因が、自分自身の身体の癖や柔軟性に起因していたりすることを認識すること、
(3)それらの原因を把握できて、如何に改善を図ることができるか、
この当たりが最も重要だと考えています。
目標が世界だったり、日本一でなくても、自分自身に対して何か目標や到達点を迎えたいと思ったのであれば、日常生活に起因する言い訳はせずに、自分の心に素直になって、心を無にして取り組んでほしいと思う。
私は所属するクラブの活動が特にないので、長岡市営スキー場でのグレステン・グランジャーを利用したスキートレーニングを定期的に行いたいと思っています。お暇な方は是非ご一緒に・・・。