今週、朝のニュース番組で、ジャンプ競技の合宿の様子を放送していました。
札幌は大倉山競技場で、動作解析をしている様子を紹介していました。
スタートから着地までを数台のカメラで追い、自動撮影。
着地後の選手はコース脇に設置されたモニタを自分で見ることができ、その映像と自分の感覚で即時にフィードバックとフィードフォワードの作業が行えるのだ。
その映像にも一工夫がされていて、踏み切りのタイミングをチェックポイントにしているそうだ。
ジャンプのタイミングで、脛の延長ライン上に頭が位置している時に、最大のパワーを得ることができ、遠くへ飛ぶための原動力になるそうだ。
これは、ニック・ファルド(プロゴルファー)を育てたデビット・レッドベターが提唱していた「ゴルフでの構え」にも共通するものだ。
アルペンスキーでもターン中盤以降の一番負荷がかかる時に必要ではないだろうか。また、この位置関係が「高い姿勢」と呼ばれるものではないだろうか。
スムースなターンができない方は、スキーの上に立つ、立ち方も見直してみよう。