2009年が始まり、スキー活動も再開されました。
スキー指導者養成講習会が菅平高原スキー場で開催されました。今回は11班(14名)を担当させていただきました。また、会期中に行われる制限滑降(ゲートトレーニング)のセッターとして中回りのリズム変化のセットを1つ、ポールを少し外側に傾けたセットを1つ準備しました。
スキー指導者養成講習会で練習する制限滑降は、GSやSLの試合用のコース設定ではありません。参加者の多くはゲートトレーニングの経験量が少ないので、日頃体の運動タイミング主体でターンを描いている受検者にあって、制限されたコースから求められる滑走ラインに沿ってターンを描けるか、そのターンを実現するように運動タイミングを調整できるか、ということが制限コースを滑る目的になると考えています。
3日間の練習では、ターンとターンのつなぎ目で斜面に垂直な位置を経過することをチェックポイントとして、緩斜面から急斜面、ゆっくり滑るものから速く滑るものまで行いました。プルークターンの練習量と、小回りのリズムを借りた切り替え位置の確認トレーニングに多くの時間を配分しました。
3人グループのトレーンでプルークターンで滑っていただきました。後ろの2人が先頭の人を評価するルールで会話をしていただき、自分のことと仲間のことを同時に考え評価しあうことで、目標となる内容を整理確認していただけたと思います。
2ヶ月後の検定に向けての練習課題が見つかったと思います。
▲ Click here |
レポートに記載された「指導者の姿」を実現しましょう!