講習会などの休憩時間に質問されることがあるのですが、質問される方も自分の言葉を探しながら、手でスキーの操作を表現したりするシーンが多くあります。
そこで、その手をよく見てみると、左右の手が平面のまま(高さを変えないで)ターンの説明が続くのです。
質問の内容やその気持ちもよくわかります。説明が終わると言葉で解説する前に、両手で高低差を表現してもらいながら、もう一度説明していただきます。すると、先程とは違う感覚を感じ取ってただけるようです。
言葉で解説するのは、その後の方が、受け手の吸収力が違うように思うのです。
自分の見ている画像・映像だけが全てではない。そんなのわかっているよ、と思うのだけれど、見えない部分を見ようとしているだろうか?
そんな思いもあり、トップページに田中慎一郎さんのブログのリンクを追加しました。皆様も是非ご覧ください。
写真はアルペンスキー撮影記 田中慎一郎さんのブログからお借りしました。