今日は、「新潟県健康づくり・スポーツ医科学センター」(ビッグスワンスタジアム)へ行ってきました。といっても、仕事の取材と打ち合わせです。
この春、関川村の温泉旅館の女将さんから相談を受けていたのですが、スポーツ団体の合宿や試合での利用を栄養面からサポートしたいという考えをお持ちで、それをホームページに表現したいと。
そして今月上旬に再度お伺いした時に具体的に進めましょうと後押しさせていただきまして、本日、スポーツ医科学センターの管理栄養士さんと面会し、基本的な考え方や疑問に思っていたことについてお話をお伺いしたのです。
女将さんのお子さんは、野球をしている高校生。関川村は、先日甲子園で日本文理高校を準優勝に導いたバッテリーの出身地であり、中学生の時には彼らの1期下の後輩として、同じ時間を共有しているのです。
ですから父母会としても、ジュニアの選手の栄養面からのサポートを実践されていたり、旅館のお食事で要望があるカロリー計算をしていたりと、知識と経験があったのですが、運動直後に栄養を摂った方が良いという「補食」について、どういう物をどの時間帯に摂ればよいか、という疑問がある中、ちょうど私が今経験している「スポーツ指導に医科学の知識を導入して選手をサポートする」という話に興味をお持ちになり、是非、温泉旅館として、スポーツチームの受け入れ+栄養サポートをしていきたい、と本日を迎えた次第です。
今日のお話で、今までの疑問も晴れたようで、打ち合わせ後、「具体的な内容の検討に入れそうだ」とおっしゃっていました。また、色々な種目のコーチが栄養の話を宿の方としっかり出来るようになれば、選手は伸びるよね、と二人で意見が一致していました。少しづつでも、この栄養の知識をスポーツコーチに伝えたいね、とも。
この旅館の温泉は、代謝を向上する効能があるため、怪我の回復にも効果が見込まれるということで、
「栄養面と温泉効果」で、体づくりをサポートするという方向で進めることになりそうです。
今日お話をお伺いした管理栄養士の方は、3年前に同センターで受講した心理学のセミナーに参加されていたとのことで、私のことを覚えていますよ言われました。私も「ラグビーのチームを見ている栄養士の方」という記憶はあったのですが、お顔までは覚えていませんでした・・・すいません。
今日強く思ったこと、
1)足首の柔軟性が良く、バランス能力が高くなるには、赤ちゃんの時に早く立たせないで「ハイハイ」する時間をしっかりと取ること。
2)神経系の発育が8歳頃に人生のピークを迎えることを、幼稚園児のお母さん方々へ伝えたい。体を動かすことが脳を発達させることを。地域のスポーツクラブが地域の住民に医科学の知識を次の世代に伝えて、子供を地域社会で育てられるようになったら、世界レベルで活躍できるスポーツ選手が確実に増える。
そうしてその子が大人になったら、良い循環が完成する。
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