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「愛と勇気」

2009.10.24 形態および身体組成の測定


(財)日本体育協会「公認スポーツ指導者 養成テキスト 共通種目3」のP122あたりの話しになります。

まず最初に身体測定を行うのですが、身長、体重はもちろん、身体組成の計測を行います。身体各部の長さや高さ(長育)、幅(幅育)について測定します。
ここ最近気になっている「パワーポジション」について、この方法を活かして、計測し数値化してみたいと思いました。

下肢長:床から転子点までの距離。
転子点とは、大腿骨の上縁部分の点のこと。
大転子を親指で圧迫しながらさぐり、転子点にふれる。正確にみつけることが難しく、腰を左右にツイストさせるなどしてさぐりあてる。

一人での計測でしたから、正確性にかけますが、目安としては使えるでしょう。
身長:168cm(健康診断での値)
下肢長:85cm

下肢長の計測

※図ではブーツを着用していますが、裸足で測定してください。

(1)足首を曲げ、転子点を重心ラインに合わせた時の、床から転子点の高さを測定してみる。

80cmでした。

(2)股関節を重心ラインから後方に位置させ、パワーポジションをとった時の、床から転子点の高さを測定してみる。

77cmでした。


(1)と(2)の差は、3cm。

図が下手なので、動きすぎている絵になっているが、ほんの僅かの差で、(1)と(2)に変化してしまうことがわかる。
直立での転子点の位置から、8cm下、そこが私にとって「滑走中の高い位置」となるポジションということだ。

イメージの中では、とっても深く曲げるような気がするのですが、計測した数値を思い描き、イメージを修正したい。
今回は上下の動きでしたが、左右の動きも考えてみましょう。



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