ここだけの話 archive
暖冬の菅平高原スキー場でしたが、現地の方の頑張りで、ファミリーゲレンデの左半分のコースと日の出ゲレンデのコースにしっかりと雪が付けられていました。
実技と理論とフィットネスのコマが設定され、時間差を作りながら、実技研修を効果的に行いました。
26班のほとんどは、シーズン初滑りの方でありましたので、山開きシュテムターン、谷開きシュテムターンを行い、重心を谷側に落とす感覚を広いスタンスの中で感じるトレーニングを行いました。
40年前に盛んに行われていた指導法ですが、「故きを温ねて新しきを知る」を体感していただきました。特に、谷開きをすることで重心を谷側に落とす感覚が、重みをコントロールする原型のように思います。
今シーズンは指導者認定試験の実技種目が変更となりました。東京都では「合否にかかわらず、受検してよかったと思っていただける検定会にしていきたい」と委員長他役員一丸となって取り組んでいます。着眼点の整理、ジャッジの観点などを行事毎に確認しています。私見ではありますが、「だめなもの」を明らかにすることで、良いものとの境目が現れてきて、自信を持って「だめなもの」を判定できると思います。
研修会終了後は、役員有志により、佐藤久哉デモ、森幸デモ、谷川信雄デモに滑りをチェックしていただくトレーニングを、きっちり1時間行いました。一面青氷のコースで、大回りと小回りをチェックしていただきました。
終了後もさらに1時間滑り込みました。
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