ここだけの話 archive
母を送ってきました。
17日の朝、容体が悪くなったと連絡があり、故郷へ向かいました。
15:00過ぎに病室に入り、そこから泊り込みでの看病となりました。
その晩、血圧、心拍数とも安定した時に、二人っきりで会話ができました。
この時間を与えてくれた全ての皆様に感謝しています。
そして、21日夜明け前、私の声を聞きながら、逝ってしまいました。
この日が来ることを心底拒んでいた私。
この日のことをイメージできずに、ああしよう、こうしようと準備すら出来なかった私。
生まれて育った家族がみんな居なくなってしまった。
ポッカリと空いてしまう喪失感を、こんなに感じるとは思わなかった。
無償の愛を与えていただいた母には到底及びませんが、その姿に近づいていきたいと思っています。