ここだけの話 archive
先日の月山撮影トレーニングでは、「ハンドワークとストックワーク」の課題の他、「谷足を縮める」という課題もありました。
足元を支点にして重心や上体が動くイメージではなく、重心位置を支点にして、スキーをお腹に近づけるような動きをしてみるというもの。
これにより、足首、膝、股関節が、一気に屈曲される。
股関節の球運動(外展)が誘発されるので、スキーの角付けが緩みながら自分の腰の下に戻ってくる。
これを「クロスアンダー」と呼んでいると思う。
バンクーバー オリンピックが開催される直前にNHKで放映されていた「ミラクルボディ SVINDAL」の1000分の1秒カメラの映像を見て、そう思うのです。
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乱暴な切り貼りですが、雰囲気は伝わるかな?
股関節の屈曲から動かし始めると、足元が止まって、腰が思うより低い位置に行きやすいので、高速下ではリスクがある動きになると思いますよ。
そして、スキーの滑走面が斜面にピタリと付いた時は、斜面に直角になるラインより4度位前傾したラインにパワーポジションを取りたいとイメージを思い描いています。
: 2009.5.4 ポジションの考察(パワーポジションとは)