ここだけの話 archive
グレステンのスキートレーニングで、いつもうまくできないでいたのが、スタートからの山回り。
まっすぐ斜面下へ滑り出し、スピードが少し出てから、重心(おへそ辺り)をターンの内側へシフトし、ターンをしていく。
単純に重心をシフトしてしまうと、ターンの外足への重みがなくなり、軽くなってしまう。
重心が安定しない映像は、前回までのトレーニング記事で・・・。
外足・谷足に重みがない = 重心が山側に位置してしまう = 外傾不足か・・・
やりたいことは、外足にしっかりと重みを伝えつつ、重心を内側へスライドし、ターンをしたと思ったら、次のターンに備えて、重心を谷側へ運んでいく・・・。
そんな疑問に、処方箋をひとつ戴いてきた。
先週のスキーセミナーで、自分の感覚を見つめることができた。
重心を内側に移動する時に、
(1)内足側の股関節をターンの内側に移動する感覚:腰が内側へ引っ張られるような感覚、一所懸命にすると、外足の重みが軽くなる。
(2)外足側の股関節をターンの内側へ押し付けるような感覚、外足の重みが軽くなる要素が感じられない。
見た目(外観)は同じなのだが、意識の違いで、結果が違ってくる。
(2)の感覚を大切にしながら、大転子を内側に捻ることで生まれる安定感を手に入れたい。