ここだけの話 archive
今期6回目のトレーニングに、栃尾 道院高原グレステンスキー場へ行ってきました。
秋も深まってまいりました。道院高原は紅葉とススキが見ごろでした。
今日の目標:
1)山回りの時間帯から、次の外足となる山側の足の大転子を股関節内側に押し付ける動きをやってみる。
2)斜面に直角に立った次の瞬間に、谷側の足(内足)を短くしたい。
山側の足でバランスが取れるようになると、それを支持脚として、遊脚となる谷側の足を自由に動かすことができる。
谷側の足でバランスと取ろうと、その足がつっかえ棒になるようだ。
股関節での安定が生まれると、脚部と上体が一体化し、グランジャーのタイヤの転がりがとても良くなる。
山回りの時間帯から、次の外足となる山側の足を機能させるという動きは、80年代に全盛だった技法。
当時のデモは、このタイミングで行い、昔の板でも重心移動が伴い、相当な安定感があるターンをしていた。
一般スキーヤーに伝わっていたのは、重心移動が伴わない、単なる踏み換え動作であったため、交互操作には否定的な意見が多くなり、埋もれていった。
新しい話が正しい話とは限らないし、昔の話が使えない話とは限らない。
時速5kmでは何でもできるだろう。時速50kmではどうなるのだろうか。
あなたは、時速何kmで、どんなターンを描きたいですか?
CASIO EX-FC150 120fcs