ここだけの話 archive
本日、午前中から行われた指導者養成講習会に引き続き、南関東ブロック研修会(理論)が行われました。
今シーズン、サンアントンで開催されるインタースキー(世界スキー指導者会議)で発表する内容の概略が説明されました。
本来、スキーの理論(指導者が必要な知識)と、指導法(受講者が理解できる場を提供すること)は別なものであり、受講者が求めるものを、理解しやすい形で提供したり、受講者の悩みを導いていくのが、指導の現場であるはず。
最近、スキーの理論を、そのまま受講者に与えて、理解しろと言わんばかりの現場に遭遇することがある。
指導の現場は、受講者が主役であり、指導する側は導く立場にあり、受講者が自発的に「もっと学びたい」という心持ちにもっていくものであると思う。
どの指導法が一番良いかではなく、「目標を持った人へ何を提供できるか」の質が問われていることを、指導する立場の者は気づいているだろうか。