ここだけの話 archive
横滑りというバリエーショントレーニング。
先日の奥只見撮影トレーニングにて撮影していただきました。
横滑りで移動している一コマ。
このポジションって、パラレルターンのニュートラルから次のターンに入っていく時の感覚と似てると思いませんか?
だから、横滑りの練習をしています。
さて、今シーズン、指導者検定向けの模範演技で表現していたことを記録したいと思う。
あくまでも、私が思い描いていた運動様式なので、違うと思う方がいたらごめんなさい。運動様式は多様性ありだとも思います。
スタートから停止まで、7段階の動作を行っていました。
具体的な動作要領は後ほど。
動作を選択する条件としては、
(1)両足に重みを伝え、除雪抵抗をしっかりと受けながら、下っていきたい。
(2)重心の落下を誘発し、スキーの落下と一体となり、下っていきたい。
そこで、階段を使い、感覚の確認をしてみたい。
普通の住宅用の階段の2段を使い、横を向いてみる。
両足の高低差は、超急斜面に横向きに立つような環境になる。
そこで、
(a)両足を軽く曲げてみる。
(b)高い方の足の長さを変えずに、低い方の足を少し曲げてみる。
これで、重心移動にどんな変化があるだろうか。
(a)では、両足の中心に位置していた重心が、そのまま両足の中心位置から移動せずに、鉛直線上に落下することでしょう。
(b)では、低い方の足を曲げることで、重心が低い方の足側に移動することでしょう。重心が傾く感覚、重心が斜面の下側に落下する感覚を感じることでしょう。
雪上でいきなり動いては、きっと他の動作に影響され、このような差を感じることが少ないと思いますので、まずは、自宅などの階段を利用して、この2つの感覚の違いを理解したいものです。
まずは、ここまで。