ここだけの話 archive
今年で5年目を迎えたフィットネスセミナーは、会場を越後湯沢に移動し、プラスノーによるスキートレーニングも加わり、3日間開催されました。
もりだくさんの内容と講師陣は、
1)斜面に適応したポジションコントロールのトレーニング・・・飯島庸一さん、金子彰さん
2)スキーのためのフィットネス(ピラティス)・・・宮野由紀子さん、竹井伯夫さん
3)プラスノーゲレンデでのスキー実技の実践・・・佐藤久哉さん(元ナショナルデモンストレーター)、金子あゆみさん(2011年スキー技術選チャンピオン)、岡田慎さん(ナショナルデモンストレーター)
コンディションTRでは、現在の自分の体の状況を認識しようというテーマで行われました。ある動作をした時に、こういう症状が出ていたら、実際のスキーではこういう傾向にある等、スキーでのエラーの原因を、体のポジショニング、各関節の機能や筋肉を見直し、改善を図ろうとするアプローチを解説していただきました。
また、歩行のメカニズム(動作解析)の解説は、ガツンときました。私の場合、左足がうまく蹴れていないとの診断を受けました。うまく蹴れないなら、スキーにうまく乗れないリンクが成立している。原因は股関節前側の伸び不足。ストレッチで改善をしなくちゃ。また、今、治療している左足首の機能改善と合わせて、歩行の見直しですね。
ピラティスTRでは、スーパーボールを使った足へのアプローチ。MIKASAのボールを使った足首の可動性の改善など、こちらも今の私に必要なことばかり。
スキー実技では、ビデオ撮影を担当。2日目には講師のバックショットの追い撮りも。ミーティングにて活用しました。
選手強化の場面だけでなく、一般スキーヤーの運動能力の向上にも、スポーツ医科学に基づいた指導活動が必要であることを、今回のスタッフ間でお話させていただきました。(心技体の「体」があってこその「技」)
若い選手はコーチの勉強を!
現役選手の間にコーチの勉強ができれば、自分のパフォーマンスを上げることも可能になるし、引退した時にすぐにコーチとして活躍するできます(セカンドキャリア)。
私見ですが、ナショナルデモンストレーターの選考基準に、SAJ-C級コーチ、または日体協のコーチの資格取得を加えてもらいたいと思うのです。
日本を代表するスキー指導者として国内、海外からも認められるには、スポーツ医科学の知識を身につけていただきたいと思うのです。
そんな日本代表になってもらいたいと思うのです。
▲ Click here |