ここだけの話 archive
いつもは日帰りで滑る「かぐら」ですが、2日間徹底的に滑ってみたい、と思っていたことを実行する、プチ合宿をシーズン最終で決行!
今回一緒に滑った友人が持っていたスマートフォンにインストールされていたアプリ「山旅ロガー(アンドロイド用)」は移動した標高差を記録するもの。
これの記録を確認すると、初日は16本(標高差6,365m)、2日目は12本(標高差4,925m)滑りました。
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山頂リフト降り場に到着するのは、だいたい9時20分前後。
朝はゲレンデが整備されていて整地になっています。そこから3本滑走する時間帯はまだ大回りができます。
4本目には、しっかりと溝と山が出来上がっていて、大回りをするには、ちょっと厳しい環境になります。
なので、練習は中回りに移行。
そして、小回りへ。
全面コブの斜面になっていきます。
今回使っている板は、ビンディングがDIN 8-15(競技仕様)の規格なので重いのです。
膝下が重い状況ですから、「フットワークを軽く」とはいきません。
初日の最後の1本は、途中でギブアップ。こんなのは初めてでした。ゲレンデの中で精根尽き果てた状態になってしまいました。
それでも、筋肉痛はありません。筋肉疲労はかなり感じましたけど。
2日目もだいたい同じ時間に山頂へ。
筋肉疲労が解消されたわけではない2日目です。そうすると、筋肉には頼らない滑り方をしようと反応してきます。
今回のテーマは、「大回りも小回りも、ターンの切り替えしの時に、重力方向に板を水平にして両足で立つこと、足元が腰の下にしっかりと戻り、安定を確認してから、次のターンに入っていきたい。」ですから、重力に沿って立っている感覚を目印に、斜面に直角に立ったり、足場が身体の横にあったり、足が腰の下に戻ってきたり。
斜面を落下することをイヤがり、筋力を使うのではなく、落下を止めることなく落ちていくことを優先し、その次に推進する向きを変えていく。
そうして初めて体験する「筋肉に頼らない、省エネ滑走」。
疲れている身体なのに、どんどん滑ることができます。
12本目であっても、最後の壁を上から下まで一気に小回りで完走です。
時間になりましたので、帰路につきましたが、まだまだ滑っていたいと思う2日目でした。
滑り込んで発見できるって、こんな感じなのでしょうね。
もっと若い時に感じたかったですね(笑)!