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2013年シーズンがスタートしました。
2012年12月7日〜9日で、東京都スキー連盟教育本部専門委員研修会、南関東ブロック技術員研修会が、志賀高原熊の湯スキー場で開催されました。
今シーズンは11月に滑り込むことができず、この研修会で雪上スタートです。
グレステントレーニングも重ねていましたから、斜面を落下する感覚は「久しぶり」というよりは「いつもの感じ」というところ。
積雪量も豊富にあり、初日から急斜面も滑走できるなど、とても良いスタートを切ることができまました。
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2012年12月8日〜9日で、スキー指導者研修会(A) 熊の湯会場が開催されました。私は6班の研修を担当しました、
みなさん、今シーズンの初滑りであり、用具に慣れる、斜面に慣れる、運動に慣れるというサブテーマで1本、1本滑る本数を重ねていただきました。初日の午前中は視界もよかったので、「全習法」により少し長い距離を滑っていただき、何度も繰り返しトライしていただくことで、成功確率を上げるよう進めました。
午後は降雪と気温が下がるであろうと予測されましたので、ウエアの中に1枚多く着込んでいただくことをおすすめし、「分習法」によりターン数を少なくして、意識と感覚の差を調整していだく内容で進めました。
最終日はクワッドリフトを使い、長い距離を少しスピードを出しながら、進めました。
最後に、オフィシャルのメニューとは別に、私的に研究していた内容をトライしていただきました。
「スキーの向きと腰の向き(2012.5.18)」
「2012月山(2012.7.5)」
全員がなめらからな切り替え動作になり、スムースなターンになっていました。
理屈を意識して理屈どおり動作するのではなく、そうなるようにイメージして、具体的なポイントにそって斜面を下ってみる、1級、テクニカルプライズ、クラウンプライズの指向の方(スピードを出して、かつ、スムースに滑る)向けに、簡単なアドバイスで効果が出るようです。
次回以降も、研修会に参加された方のご協力をいただきながら、研究をすすめたいと思います。
6班のみなさま、大変ありがとうございました。
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私のスキー指導活動は30シーズン目という節目の年を迎えました。
今までの繰り返しではなく、「新しい、ベストな活動をするシーズン」にしていきたいと思います。