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第7回新潟県下越スキー技術選手権大会 シリーズ第3戦が、ninoxで開催されました。今回は、スタート係として参加しました。
20年前に新イベントとして提案し、スキー場のイベントとして実現した草大会を発展させたもの。ICI石井スポーツが冠スポンサーとなり、新潟県下越エリアの3つのスキー場で開催されている大会です。
今年は例年より参加者が少なく、50人ほどでした。クラス分けだったり、講習会のイベントを組み合わせたりして、地域のスキーヤーのモチベーション向上に働きかけないと、マンネリという呪縛にかかってしまうかもしれません。さらなる発展に向けて知恵をださねば!というところかもしれまぜん。
(関連 女王 2009.3.22 )
私の仕事は、ゴールエリアの設営、スタートエリアの設営と、スタート審判としての大会進行係を担当。
暖かくゆるんだ斜面に、急遽ピステンで踏み固め、雪面硬化剤を導入し、すばらしい環境設定で、大会が始まりました。
今年もゲストとして、松澤聖佳ナショナルデモによる前走が行われました。(役職は前走係長!)各種目2回以上、後走も含めて10本くらい滑っていたさきました。私はスタート位置から後ろ姿を拝見していた訳ですが、スキーの進行と回転具合が絶妙なのでしょう、スキーがするするっと斜面の下へストレス無くなっそうしていきますので、雪煙が上がらない滑りなのでした。
重力に垂直な位置から、素早くニーインから体幹が移動されますので、上から見ていますと、スキーの滑走面がよく見える谷回りが長く続いていくのです。
選手の皆さんは、どの種目も、ベストパフォーマンスに挑んでいまして、不整地小回りでは10代の選手が高得点の滑りを披露!
進行も順調に進み、無事終了しました。
終了後は、お片づけ。
集めた機材はピステンに積み込み、一度で移動。巻き込み事故を防止するために、ピステンの後ろ側から付き添いながら、安全を確保しつつ、踏み固められた新しい雪面での滑走を堪能できました。
選手の皆様、役員の皆様、スポンサーの皆様、ありがとうございました。
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今日も、ターン外足の股関節に注目して、滑走を観察しておりました。
スキーが回転してきて、外足の股関節あたりで「ねじられる」ような現象が出てくると、早めに谷回りを始められそうですね。
「逆ひねり」という用語がありましたが、自ら逆方向にひねるのではなく、安定している体幹があり、スキーが回ってくるから、「ひねられる」という受け身の状態が良いのだと思います。
この当たりのお話は後日改めて・・・。