ここだけの話 archive
4月に入ると各地のスキー場が営業を終了していきますが、まだまだ滑ることができるんです。
4月、5月とたっぷりと滑りました。奥只見丸山スキー場、野沢温泉スキー場、八方尾根スキー場、かぐらスキー場と。特に今年は低温だったこともあり、雪解けがゆっくりだったので、雪も豊富にありました。5月上旬には降雪もあり、月山ではリフトの搬器が雪で埋もれたほどでした。
この春スキーの課題は、GSのゲートトレーニング、股関節の外転と内転、コブ斜面の小回りです。
股関節の外転と内転の動きは重心の位置の高低と相互関係にあります。詳しくは後ほど。
コブ斜面での小回りは、「コブ開眼(2011)」のDVDをほぼ毎日見てイメージを高めていました。原大虎さん(長野オリンピック出場のモーグル選手、現JAPANチームコーチ)、栗山太樹さん(ナショナルデモンストレーター)が自ら滑りの見本を提示して解説するという内容です。
あんまり見ているものだから、かぐらの最終日の昼食時のに相席を求めてきたのは、何とその「原大虎さん」でした。まるでビデオから飛び出てきたような感じでしたよ。あるんですね、こんなことが。
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小回りでの具体的な課題は、切り替え時に背骨を前傾させないというところ(頭を前に傾けない)。背骨を真っ直ぐにして足をかかえるような感じです。5月に入ってから、トレイルラン用の7Lのバッグを背負うようにしてみました。中はレインウエアのジャケットと500mLのペットボトルなど、わずかな重さですが、その重さが重力方向を示してくれますので、まるで矯正器具の役割をしてくれるのです。
いいですよ、これ!
それと、イタリアのMatteo選手(WCスーパーGでLANK2位)の滑りを体験、コーチとして参加者の滑りにコメントをしていただく中、私の滑りにも2本コメントをいただきました。ありがとうございました。