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2014.4.6 スキー指導者研修会 東京都J会場(志賀高原熊の湯)


2014年4月5日〜6日で、スキー指導者研修会 東京都J会場(志賀高原熊の湯)が開催されました。

この会期には、年齢別班とポール班の構成があり、私はポール班の12班を担当しました。
下界は春本番の陽気でしたが、ここ志賀高原熊の湯スキー場は、真冬のコンディションでした。
前日に降った雨は天然のインジェクション効果で氷の層を作り、そこに新雪が10cmほど積もった絶好のコンディションとなり、終日好条件の中でトレーニングができました。

ポール研修は、GSコースでの滑走トレーニング、また、フリーでは研修会テーマに取り組んでいただきました。
私も終日GS(R23)の板で滑走しました。
今回も、私なりの切り口から「3本の矢」を解説させていただきました。
「斜面でターンをする時の左右の足の高低差」、「重力方向に一致する一瞬のポジションを感じる」、「長い脚と短い脚での足元の前後差」を着目点として、ご自身のスキー観を見つめていただきました。
また、「4級のシュテムターン」と、「プルークターンの次にすること(股関節の外転内転と重心位置)」の考察から、滑らかなパラレルターンを表現していただきました。

12班のみなさん、お世話になりました。
ありがとうございました。

ポール班担当スタッフ スキー指導者研修会【12班】のみなさんと スキー指導者研修会【12班】のみなさんと

 

今回はSAJ競技本部担当の理事さんが理論講師として参加されておりましたので、色々と情報交換をさせていただきました。
今年は実現できなかったようですが、ジュニアチームのセレクションやトレーニングに各地のコーチも参加していただき、トップチームから各地のチームまで、一体となった活動を希望されていました。
これは、私がB級コーチ受検時に提出したレポートの内容そのものであり、雪上トレーニングだけでなく、フィジカルトレーニング(ナショナルトレーニングセンターの屋内、菅平高原のような屋外)を各地のコーチと体験を一つにしながら、今後のそれぞれの活動について意見交換を行う会を実現したいところです。

雑談の中で私がお願いしたこと、
1)コーチ制度の運用再開(コーチ理論理解者の数を増やすこと)
2)競技本部と教育本部が共同して活動すること(例:ナショナルデモのジュニア選手育成など)

私が思う教育本部の運営課題としては、SIAのデモンストレーターは全員コーチ資格を有し、世界共通のスポーツ指導者であるのに比べ、SAJのデモンストレーターはコーチ資格を有している方がほとんどいないこと。
スキーが上手なあんちゃんにしか見えないんですよね・・・。
スキーが上手なことは認めておりますが、指導者を指導する立場にあるのに・・・残念・・・。
C級コーチ資格保有を条件としてデモンストレーターを認定するようになれば、教育本部、競技本部といった垣根がなくなり、アルペン部として活動できるんだがなぁ・・・。



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