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2014.6.22 コブ小回りに見るストックの振り始めポイント


先週の月山で新しく取り組んでみたこと、それは、ストックワークの振り始めポイントをどこにするか、ということです。

私もそうなんですが、コブ斜面をスイスイ降りていけない方に共通しているの一つに、【ストックワーク】があると思います。
整地での小回りでは、ストックワークをあまり意識しなくとも、スキーはどのシーンでも落下を続けてくれますので、スイスイ降りていけます。
それに対し、コブ斜面では、凸の頂点になる前までは、身体は強制的に山側に位置させられ、頂点を過ぎたら、思ったよりも急斜面が現れてきて、バランス感覚を揺さぶられしまい、スイスイ降りていけなくなります。

コブ斜面をスイスイ降りていける方からよく聞くのが「コブの向こう側にストックを突く」という説明です。
そう思って滑ってみても、どうしても凸の頂点手前に突いてしまうのです。
2014.6.15 月山にて
さて、どうすれば・・・。

観察してみますと・・・

コブ斜面小回りに見るストックワークの例

コブ斜面をスイスイ降りていけない方は、新しいターンを始めるタイミングでストックを振り始めているようです。
それに対し、上半身が安定して、コブ斜面をスイスイ降りていける方は、腕を身体の前に常に位置させ、さらに、ストックを振るタイミングが、コブから抵抗を受けるタイミングに合わせているようです。
乱暴な言い方をすると、「山回りになったら振り始める」といった感じです。

良いイメージのスキーヤーをご紹介いたします。

山崎操さん(2014月山:Facebookより)
 山崎操さん (2014月山:Facebookより)

佐藤麻子さん(2014月山:YouTubeより) 
 佐藤麻子さん (2014月山:YouTubeより) http://youtu.be/fUTBbmY7DqI

 

まずは整地で練習です。
(1)腕を前に出し、ストックを突かずに小回りをする。
(2)山回りのタイミングでストックを振る。
(3)慣れてきたら、角付けが切り替わってから、リングが雪に触れるタイミングで。

月山リフトが運休中ですが、ハイクアップでも滑りに行こうかな・・・・

 



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