ここだけの話 archive
今年も、志賀高原熊の湯スキー場に、金曜の夜に集合し、土曜日、日曜日と、SAJ教育本部スキー技術員研修会(南関東ブロック)が開催されました。
今シーズンは、「日本スキー教程」が改訂され、アルペンスキーを初めて取り組む方から、競技レーサーのスピード領域につながる、スキー実技に必要な知識が整理された、そんな方向性になったようです。
また、2006年のあの夜から約10年が経過した訳ですが、佐藤久哉さんが競技本部のジュニア育成を担当して活動を始めたのが、何よりも嬉しい。やっと育成活動が将来に向けて動き始めたのです。
現在の状況を様々な方向から見ると、当然ベストな状態ではありません。しかし、若い世代を育み、その方々がその次の世代を育てていく、そんな好循環の環境を作っていくのは、大人の役割です。
今回の実技研修は、土曜日は残念ながら大雨により、午前中は座学の理論研修に集中。それでも午後は雨が上がり、かろうじてつながっているコースを大事に滑り、約4時間の実技研修ができました。
実技研修は、沖山正裕さん(SAJデモンストレーター)、五藤伯文さん(技術強化委員会委員)が講師となり、2班合同で新人からベテランまでの11名で行われました。
次週から、指導者研修会の講師として、研修会をリードしていくことになります。
今回提示されている研修会テーマ、
初心者にとって本当に必要なこと、
斜面を移動するということ、
右ターンの次に左ターンをすること・・・、
これらをまとめると、
スキーヤーにとって真に必要なことと(指導者自身の滑りに関するスキー実技)、指導者として受講生をどのように導くかということ(指導法の実技)、この2つについて、参加する指導者の方が相互に理解を深めていただく研修会であってほしいと願っています。
私の担当予定は全5回、20名の班編成ですと、約100名の指導者の方と意見交換ができます。
とても楽しみな2015年シーズンになりそうです。
どうぞ、よろしくお願いします。
スキーを始めて、そろそろ50年が経とうとしています。
シュテムターンを始めて、48シーズン目を迎えました。
この時期、夜間に移動すると、野沢温泉から上信越道あたりで、AMラジオを1440KHzに合わせると、STVラジオ(札幌)が大変明瞭に聞こえます。