ここだけの話 archive
この本は、「図説 運動器の機能解剖」 Rene Cailliet 著、荻島秀男 訳著です。
スポーツ指導者の方は、是非お買い求めいただき、ご確認ください。
運動するにあたり、人体はどのように動くのか、知らないことも多くあるはずです。
スキーヤーにとって有益と思われる内容です。
足の横アーチの模式図です。
足の人指し指が、横アーチの要め石として、アーチが崩れないような役割があります。(詳しくは本書をご購入いただき、ご確認ください。)
そして足全体は、その人差し指を中心に回旋するように動くのです。
スキーヤーについてこの動きを見ますと、角付けのコントロールを自由自在にする「基準値」となるのが人差し指になると言えます。
スキーブーツは、ブーツソールの中心線に沿って、スキーの縦方向に取り付けられ、角付けをコントロールする中心になります。
スキーブーツを良く観察してみてください。
足のボリュームの物理的中央が、ブーツソールの中央と一致してはいません。
そうです、人差し指がソールの中央に一致するように配置されているのです。
さて、あなたの場合、ブーツの中で、ブーツの中央と人差し指の位置が一致していますか?
この位置をピタリと合わせた状態で、いびつな足が当たって痛みが出ないように加工(フィッティング)するのです。
ブーツセンターと足のセンターを一致させる作業が、チューニング(フィッティング)だと思います。
工場で出来上がる足型は、あなたの足とは違います。
スピードを出して滑る方には、是非お勧めしたいチューニングです。
そして、足を曲げた時に膝がどの方向に出るか? 1度違えば、膝の負担も生まれます。スピードを出す方では負担の量も違います。
レーサーをはじめ、膝を怪我された方は、足のこのフィッティングを行っても怪我をされたのでしょうか?
怪我をされた方、是非、教えてください。
中級クラスの方で、これから技術を習得しようとする方にも、このチューニングを強くお勧めいたします。
10回スキーに行くとして、不快な(成果の上がりにくい)10回がいいのか、1回のスキー行にあたる費用をブーツフィッティングにかけて快適な9回のスキーをするのと、どちらがいいですか?
日本でも、このチューンを行うところはいくつかあるようです。
私は、新しいスキーブーツを購入すると、BMZ猿ヶ京スタジオにて毎回お世話になっております。
高橋さん、いつもありがとうございます。
今回は左足に3mmのプレート装着してみました。ツリスのローラーの転がりが大変良く改善されました。
特許があるインソールにより、ポジションも高く前よりに立てるようになりました。