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(はじめに)
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「愛と勇気」

2015.4.19 2015 小回り練習会 in かぐら


知り合いの方へ声掛けしまして、希望者が集まり、ひたすら小回りをする練習会を「かぐらスキー場」で開催しました。
整地中斜面での、スキーと身体のポジショニングの4つの要素の確認を「みつまたコース」で行い、昼食をはさんで、午後に「かぐらコース」の不整地で実践とレーニングを行いました。

もちろん適宜、ビデオ撮影を行い、宿舎ではスロー再生での動作解析を行い、内的感覚と現象面を見つめていただきました。

【基礎トレーニング編の4つのテーマ】
【その1】
 下記図の(2)の場所で、スキーと腰がどこを向いているか。3つの対応があるが、意識と態勢は一致しているか。
 (【参考】:スキーの向きと腰の向き 2012.5.18

【その2】
 下記図の(1)の場所で、腰高になっているか。脚を曲げる動きはご法度。

【その3】
 下記図の(1)の場所で、スキーと腰の捻じれがキープされるか。顔の向きは谷を向いているか。

【その4】
 この3つを妨げないストックワークになっているか。ハンドワークは不要。ストックが振子運動をしているか。
 (【参考】:コブ小回りに見るストックの振り始めポイント 2014.6.22

小回りターンでの4拍子 8BEETS初日の夜にひらめき、
2日目に実施したトレーニングをご紹介します。
内容は私の備忘録であり、万人に効果があるかは定かではありません。まずは緩斜面で、低速度で行いました。

(1)腰と板がフォールラインを向いたところからスタート。身体を長くキープ、特に外脚。腸腰筋群を伸展させ、上体を安定させる。けっして外脚は曲げない意識。膝を曲げて「吸収」という幻想は捨て去る。スキーが回り始め、腰とスキーは捻じれた関係になる。この時、外足の角付けの強まりに合わせ、内足を内転させ重心位置をわずかに雪面に近づけると、ブーツの位置は腰の横にあるように感じる。これができたら、大腿や膝が離れたりしなくなる。スキーが動くので、動く方向へ目線が行きがち。うまく捻じれると、胸が谷を向いていて、スキーのトップが内肩の方へ向いているように感じる。

(2)スキーが斜めの方向に動いて行く。そのまま滑らせ続ける。腰の向きはわずかに谷を向いている。スキーの向きと腰の向きにわずかな方向の差をキープしながら移動を続ける。移動距離が発生すると、何の操作をすることもなく、スキーの角付けが切り替わる。スキーと身体が入れ替わって、この時間が終了。

(3)すでに重心が谷、足が山の位置関係からスタート。角付けが切り替わっても、スキーは直進運動を続けるように、スキートップがフォールラインを向かないように我慢する。滑走時間を作り、移動距離をとることで谷回りのスペースが出来る。

(4)ブーツの位置が腰の位置よりも横に来たと感じたら、スキーをフォールラインへ向けていく。一呼吸おいても良い。重みがあるスキーは、たわみながらフォールラインに向かっていく。

全体的に、8ビートを刻むように滑ります。



 

実際の滑りでは、進化は見られるようだが、まだまだと言ったところです。
良い動きがまれに見られるので、それを培養していき、完成度を上げていこうと思います。



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