ここだけの話 archive
今シーズン2回目の小回り練習会を「かぐらスキー場」で開催しました。
今回は少数精鋭で・・・。
練習の成果として、上体が安定してきました。
私としては、今まで以上にスキーを止めずに、流れるように滑ることを意識していますので、今まで以上のスピード感を感じているのですが、安定して降りてくるものですから、上からも下からも、見ている方の感想として、「ゆっくり、丁寧に滑っている」という感じだそうです。
そういう訳で、いよいよ【スピード化】に取り組んでみたいと思っています。
(怪我しない程度で・・・)
8ビートを、テンポアップして刻むように・・・。
今シーズン小回りの質が改善されてきたのは、マテリアルの進化の恩恵をいただいたことが一番大きいと感じています。
こちらは、現在テスト中の、2016 ロシニョール デモアルファに搭載されている【ロッカーフレックス ビンディング】です。
ご覧のとおり、ヒールカップより後部は浮いています。
道具の進化は、スキーヤーを助けてくれます。
この機能により、トップ部もテール部も、よく【たわみ】ます。
また、板そのものも、アルファソフトと同タイプとなっていますので、2015モデルのアルファよりは柔らかい感じがあります。
板がたわむためには、腰を落としすぎることは厳禁です。
身体を長く使い、ねじっていると、身体の強度があがり、板がよくたわみます。
この身体の使い方をすると、コブの中でも、ブーツを支点に丸くたわみますので、身体の安定が引き出されます。
まるで、立ったまま降りていくだけで、板が勝手にたわんで戻ってを繰り返してくれるので、筋肉負荷も少なく、完走率が劇的に良くなりました。
同じコースを、デモガンマで滑ってみますと、デモアルファよりもたわみ量が少ないので、コブコースより【発射】することも多くありました。
小回りが上手になりたい方は、是非一度使ってみてください。
板のたわみと戻りが使えると、こんなに楽に滑れるのかと、実感できると思います。
今シーズンの滑りの動画は全てこの板を使用しています。
過去記事も見ていただきますと、道具の使い方がうまくなってきたのも、わかるかなと思います・・・
5月上旬は、とても気温が高い日が続いたので、例年よりも積雪量が多い冬でしたが、雪融けも進みすぎている感があります。
まだ雪がありますから、まだまだ滑り、完成度を上げていこうと思います。