ここだけの話 archive
機能性タイツを使い始めて、かれこれ25年は経過します。
Phenix → Wacol CWX → SKINS
というメーカーの製品を使ってきました。
機能性タイツは、
脚の部分毎に素材を変えたり、カッティングを変えたりと、収縮率を変えて筋肉に圧をかけることで、筋肉や腱の補助をしたり、筋肉の動きを活性化させる狙いがあります。
しかし、皮膚が弱い私が、アルペンスキーのシーンで使いますと、
これらの製品で共通していたのが、「縫い目の糸で皮膚が擦れ、皮が剥けてしまう」ということ。
長年悩まされておりました・・・。
タイツの構造としては、パーツの切り替え部分では、生地が付け合わせ(段差がない)となり、そこを、2本針セーフティロックミシンで両面飾りのステッチが施されています。
生地の収縮に合わせて、縫い目が追随する構造で、主にジャージなどスポーツ用品に多用されています。
しかし、そのステッチは、機能性タイツでは予想以上に圧がかかった状態で、皮膚に摩擦が生じてしまいますので、皮が剥けてしまう訳です。
私の場合は特に膝下が・・・。
各メーカーにもその旨報告し、展示会などで直接担当の方へも働きかけましたが、25年もたっているのに、何の改善もされない製品なのでした・・・。
そんな状況で、見つけました!
「脚部にステッチが無い機能性タイツ」です。
6月から使い始めたところで、快適です。
5月に皮が剥けたところが完全に回復できていませんが、皮膚へのダメージは皆無です。
しばらく、こちらのタイツを使っていこうと思います。
価格もスキーメーカーの半額ですし、ありがたい・・・。
モンベル
サポーテックタイツ
価格 \7,800 +税
品番#1107154
「登山での下山時に、優れたサポート効果を発揮します」とのことですので、アルペンスキーは、坂道を下るスポーツですから、この機能でサポートしていただこうと思います。
頑張って、喜ばれる製品作りをしてくださいね、スキー用品メーカーさん!