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(はじめに)
発想は自由であれ!
既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」

2015.11.23 スポーツは芸術です


東京都体育協会 スポーツ指導者研修会
スポーツは芸術です。
パフォーマンスはアートです。

「機能美」「速いものは美しい」・・・

単一種目しか経験しないで育った子どもが多い日本。
北米(カナダ・アメリカ)では、クラブ活動はシーズン制を取っています。
ラグビー、野球、バスケットボール、アメフト、テニス・・・

1人の子どもが、季節により種目を変えていく。
日本でも、小樽北照高校のスキー部は、夏に野球部の助っ人になったり、陸上部で活躍したり、との例がありますが、ごく希です。

北米の良いところは、選手も移動するが、コーチも一緒に移動して、その子を見るそうです。
もちろん、その種目のコーチが主となり、前の種目のコーチはサブコーチとなり、同じ子を見るのです。
そして、自分の担当種目とは違う種目の指導現場を体験し、共通することを整理したり、自分の視野を広げたり、コーチとしてのインプット作業を行えるなど、コーチの育成もシステム化されています。(柿谷朱美さんの講演会より

日本ではどうでしょう?
コーチは単一種目を担当されている方が多いのではないでしょうか?

コーチは自分の幅を広げていますか?
毎年同じことを繰り返していませんか?

私はというと、昨年ボウリングを始め、マイボール制作から3か月で234点が出るようになりました。
体幹の安定と結果をイメージした筋肉コントロールで・・・。

今年は、32年ぶりにドラム演奏に取り組んでいます。
移籍したスキークラブでは、子どもたちのスキー合宿の余興で、演奏会などがあるそうで、
「やりましょう」と誘われてしまいましたので・・・、
それでは人前でも演奏できるようにと、あぽろん新発田店にて、プロの先生から手ほどきを受けております。

まだ練習開始から1か月も経っていない頃、お店主催で第1回サロンライブとして、音楽スクール生どうしでバンドを組み、ライブハウスでコンサートを行うという企画に誘われて、約3か月の練習を経て、参加しました。
会場は「Showben 小僧(新発田市)」.。(彩さん、梨沙さん、ありがとうございました。)

目標を持って取り組むのはとても良いことです。
成長を促してくれます。

ドラムは両手両足を、組み合わせを変えながら同時に動かすことが必要で、
2時間も練習したら、頭はクラクラになる位、疲労困憊します。
脳の活性化に最適です。高齢者に電子ドラムを使い活性化を図る実例もありますし・・・。

また、リズムをキープして音を出すだけでなく、
その音を聞いた方が、どう感じるか? こう感じてほしい! という想いを音に乗せて届けるのです。
だから、プロの演奏家の音楽は感動するのです。

私は魂の共鳴だと思っています。

自分の思い描くことができるか?
これ、共通しています。

スポーツで相手に勝つのは結果です。
指導者資格に合格するのは結果です。
結果目標は全てが終わらないと手に入れられません。

もう一つ、パフォーマンス目標が大切です。
自分がどうありたいのか、
スキーヤーの場合だと、インスペクションどおりにベストランするぞ!
練習してきた運動要領を表現するぞ!

ワールドカップやオリンピックに出場する選手では、趣味としているもの、音楽の演奏や、詩を書くこと・・・とても深く掘り下げている方が多いと聞きます。

動ける体は、多角的に作られると思うのです。
費やす練習量(時間軸)だけでなく、違う領域からも検討してみよう。



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