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「愛と勇気」

2015.11.29 50年目のシーズン スタート SAJ教育本部スキー技術員研修会 南関東ブロック


今年は雪の訪れが遅れていますね。
今年も、志賀高原熊の湯スキー場に、金曜の夜に集合し、土曜日、日曜日と、SAJ教育本部スキー技術員研修会(南関東ブロック)が開催されました。(今回は、佐藤久哉さんがジュニアチームの海外遠征で参加されていなかったのが、寂しくもあり、嬉しくもあり・・・)

「日本スキー教程」が改訂されてから2シーズン目、目先の変化を見つめるのではなく、「これが良くてあれがだめだ」と言ってるだけでなく、エントリースキーヤーを素早く中級スキーヤーに育てる、贅肉をそぎ落としたアルペンスキーの理論と指導法を、スキー指導にかかわる方は、今こそ考えてみませんか?

今回の実技研修は、雪不足のため、午前中は座学の理論研修に集中。
1) 2016年シーズン実技テーマ(オフィシャルブックDVD)の技術解説 宮嶋岳志さん(SAJ教育本部技術強化委員会)
2) 技術選の戦い方 丸山貴雄ナショナルデモ、金子あゆみナショナルデモ
3) 研修テーマ 岡田慎ナショナルデモ、栗山未来ナショナルデモ
4) インタースキー報告 石田俊介ナショナルデモ、佐藤麻子ナショナルデモ
5)ジュニア指導とレース 岡田利修ナショナルデモ、川端佑沙SAJデモ、大久保優SAJデモ
南関東ブロック スキー技術員研修会 理論

そして午後にゲレンデに出ました。
本日はリフト運行がなく、中腹までハイクアップしての、デモンストレーションを見学。
それからは、さらに上部へ移動し、実技テーマの滑りを。
今回の班の講師は、梅垣泰英SAJデモンストレーター(東京都)、五藤伯文SAJ技術強化委員会 委員)。
初歩のプルークボーゲンから基礎パラレルターンまでを、踏み上がりによって繰り返しました。滑っては登り、滑っては登り・・・、子どもの頃は登ったよね・・・、西町のジャンプ台も飛んだし・・・、とは、同じ班になった伊藤政照さん(歌志内市でご近所でした)と昔話。
何とか、2016年シーズンの初滑りが完了しました。うまく出来たり、昔に覚えた補正運動(クセ)が出たり・・・。
斜面を移動すること、ターン外足の位置、治療していただいた左股関節周辺の筋肉の動き、まずまずな初日でした。

滑れるように整備していただいた熊の湯スキー場スタッフに感謝です。 ハイクアップで上部へ移動 梅垣泰英SAJデモンストレーター、五藤伯文さん(技術強化委員会委員)よりヒントをたくさんいただきました。 同じ班になった歌志内出身者で記念撮影

2日目は、熊の湯スキー場の営業が開始となり、リフトが運行されました。(中間降り場で強制下車、まだ山頂へは行けません。)
雪は少ないものの、それでも昨日よりも増えていまして、リフト乗り場まで滑り降りれました。
リフト乗り場前はインジェクションで硬く仕上がっていまして、ブッシュの心配なく、思う存分小回りで安全に降りていけました。
熊の湯スキー場スタッフに感謝申し上げます。
そのような中、ノンストップ3本をこなしてから研修へ、この滑り込みが感覚を研ぎ澄ましてくれました。
はい、スイッチ入りました。

今シーズンも、指導者研修会、指導者養成講習会を担当することになります。
各会に参加する方々にとって、またその方が指導する場面で出会う方々へ、楽しく上達できる指導法を互に理解を深めていけるよう、研修会をコーディネートしたいと思っております。

南関東ブロック研修会終了後、東京都全体で居残り、再度上部にて、準指導員検定会に向けた滑りと目指す内容を全員で確認しました。
検定は種目が設定されていますが、種目だけを、ピンポイントで練習するのは、本末転倒です。
指導者検定では、指導の現場でデモンストレーションがわかりやすく出来るか? という能力を見定めていくわけですから、指導の発展経過の過程すべての練習が必要です。他人の役に立つためには、まず、上手にできない自分自身をコーチングしてみましょう。

初リフト乗車 閉会式にて 「岳藪」(十日町市津南)

全日程終了後、自主練習でさらに居残り。
最後に熊の湯温泉に浸かり、空腹を我慢して津南まで走り、「岳藪」さんにて新蕎麦をいただきました。(なぜ麺類を求めるのだろうか・・・)
帰宅してから、50年目のシーズンが始まったことに気づきました・・・。
もちろん、シュテムターンも継続中です!



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