ここだけの話 archive
この冬は、北半球の各地で雪が降らない暖冬です。
開会式での猪谷千春 東京都スキー連盟会長のお話では、オーストリア サンアントン、アメリカ レイクプラシッドでjは、まったく雪が無いそうです。そんな中、スキー場の約9割りのコースを滑走可能になるよう降雪機でコース作りを行っていただいた、菅平高原の関係者の皆さま、大変ありがとうございました。
スキー指導者養成講習会は、指導員、準指導員を受検される方の必須講習会です。9日から11日の3日間の会期でした。
今回は、指導員を受検される方の3班を担当しました。
初日の午前中は理論講習が行われました。
その間、我々スタッフは、大平成年 SAJ専門員、谷川信雄 SAJ専門員が講師となり、トレーニングを行いました。
大平さんからのテーマは、「ターンポジション」。
スキーが回るポジション、三日月の形のシュプールが残るポジション・・・。
その真意は、表現方法は違っても、私の考えと一致するところでした。
坂を下りながら、左右に向きを変え降りていく・・・、
ターン外足の足場(高い所=横=低いところ)を、アジャスト(調整)する・・・。
この3日間は、横滑りのポジションの確認を多く取り入れました。
検定種目の横滑りだけでなく、
基礎パラレルターン大回りの切り替え時に「横滑り」を組み入れたり、
横滑りの小回りから、ターン弧を描くように、基礎パラレルターン小回りに発展させたり。
また、
山回りの時間帯で、3つの進む方向に対する、【意識と身体の対応】を感じるトレーニングを多く実践しました。
舵取りの時間帯に横滑り【スキーと身体の捻じれ】をするだけでなく、切り替え.に入る直前に【スキーと身体の捻じれ】があるようにと。
スキー指導者の検定は、定員枠はありません。全員合格していいのです。
ただ、合格が目標になってはいけません。
自分の滑りを見ていただいて、なるほど、そのようにやってみよう、と思っていただくような滑りを見せてあげてください。
【検定会当日に指導者になっている人】、に合格証が授与されるのだと思います。
3班の皆さん、たくさん練習して、スキルアップしましょう!
来月の養成講習会で、また、お会いしましょう!
プルークボーゲンスキー指導者養成講習会Uデモンストレーション、プルークボーゲン。
Posted by (一財)東京都スキー連盟 on 2016年1月10日
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