ここだけの話 archive
今回は、前回担当しました指導員を受検される方の3班を担当しました。
2度の養成講習会で同一班を担当するのは、私自身初めてでした。
「担当した役員が責任をもって合格させてね」という方針のもと、3班の皆さんと再会しまして、「また、私ですいません。違う見方も体験して幅を広げたかったでしょう・・・」というシーンからのスタートとなりました。
すでに滑りの個性を把握済みの13名、私としては、新しいコミュニケーションで参加者の個性を掌握する時間と労力が省かれましたので、練習メニューの展開を増やすことができました。また、受講生の方も、前回のベースがありますから、滑りの自己分析や、仲間の滑りの評価ができたりと、理解が深まり、滑りの質も変化してきました。
ターンポジションに容易に入るために必要不可欠な、横滑りのポジション。
ノーストックで腕を前に組んで基礎パラレルターン小回り。
山回り時に、進む方向の選択肢として3つ、どこに行きたいのか。
左ターンはシュテムターンで、右ターンはパラレルターンで、シュテムで出来たターンポジションと同じ感覚でパラレルターンになるように。
腰高のクローチング姿勢で、シュテム4回転、パラレル4回転。
セパレートされた急斜面の白金コースで、パラレルターン大回り・・・。
スキーの向きと体幹の向きのコントロールを重視し、斜面を下に降りることに磨きをかけていただきました。
ターンポジションと切り替えポジション、斜面のどこにいて、どこに行くのか、その時外足はどこにあるのか。
スピードを制御したり、スピードを求めたり・・・。
自由自在なパラレルターンを目指して・・・。
すてきなインストラクターになってほしいと思います。
検定会当日に、素敵なインストラクションを見せてください。