ここだけの話 archive
10数年振りに、プライズ検定の役員を担当しました。
都合が悪くなった仲間の応援で、交代要員です。
もちろん、連盟には担当役員の変更手続きがなされ、正式な役員としての参加ですので・・・(笑)。
【合格された皆さんと】
1日目は事前講習。
テクニカルプライズ受検者は、1級取得直後の方もいらっしゃるであろうことも想定し、講師及びアシスト(翌日前走担当)との2名の班編成を行い、グループ講習を行いました。
目標となる滑りの実像、できない事(何ができないか)を認識するためにも、他の受検者の例を確認できるので、グループ講習は最適でした。
クラウンプライズ受検者は、講師2名が下部に固定で張り付き、1時間づつ4種目をトレーニングしました。
こちらは既にテクニカルプライズを取得済みの方で、さらにクラウンプライズを受検される訳ですから、ご自身の目標も、指摘されたことを変化させる調整能力も、高いので、どんどん滑りこんでいただこうという狙いです。
各種目の先頭には翌日前走を行うスタッフに滑っていただき、評価の基準を確認しながら、講習を進めました。
今回は、日本を代表するスキーヤー2名の参加があり、質の高い滑りを見せていただきました。
その2名の方であっても、検定本番では合格基準に達しない状況がありましたので、そのように評価いたしました。
しかし、大変素晴らしい滑走については、今まで経験したことがない高い評価を出しました。
クラウン3名、テクニカル1名が合格されました。
おめでとうございます。
今回、合格に届かなかった方も、自由自在なスキーコントロールを目指して、研鑚していただければ、と思います。
貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
安全面を考慮していただき、イベントバーンのコース閉鎖、下部合流部のコース規制など、特別な対応をいただきました熊の湯スキー場スタッフの皆さま、ありがとうございました。